フランス1部パリ・サンジェルマンが、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアノ・ロナウド(37)獲得を拒否していたと、ESPN電子版が報じた。

ロナウドはマンチェスターUを退団し、今季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権のあるクラブへの移籍を希望していると報じられている。

ESPNによると同FWの代理人ジョルジュ・メンデス氏が、パリSGのスポーティング・デレクターに就任したルイス・カンポス氏、会長のナセル・アルケライフィ氏と会談。

メンデス氏がロナウドの獲得についてパリSG側に提案したところ、「クラブにとって正しい契約ではない」「ロナウドの年俸を支払う金銭的余裕がない」などの理由で、首を縦に振ってもらえなかったという。

ロナウドについては、いくつかの移籍先候補の名前がメディアに報じられている。だが、すでにバイエルン・ミュンヘンが否定的な見解を示し、チェルシーのトゥヘル監督も乗り気ではないもようだ。

マンチェスターUのテンハグ監督は「ロナウドは今季の戦力だ」と繰り返しており、結局は残留となる可能性も含め、今後の動きが注目されている。

https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202207130000275.html