ジブリの鈴木敏夫氏 宮崎駿監督は「児童書を月に4、5冊読むんです」
6/30(木) 17:02 東スポWeb
https://news.yahoo.co.jp/articles/370b8132b456e66f4a1022f6c0c6af99fa3e65f7


 スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏(73)が30日に東京・品川区の寺田倉庫ホールEで行われた「鈴木敏夫とジブリ展」(7月1日~9月7日)開会セレモニーに出席した。

 同展ではプロデューサーとして数々のジブリ作品を世に送り出してきた鈴木氏の少年時代やそのプロデュース手法などの足跡を振り返る事で、まだ知られていない「スタジオジブリの秘密」を知る事ができる。また、今回の東京展では宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の世界観を再現した大型展示空間「油屋別館」が見どころの1つとなっている。

 登壇した鈴木氏は「幼稚園の時の帽子だとか、大事なものを捨てられない性格だったんですよね。それで東京に出てくる時に親父に『持っていけ』と。他人から見てどうでもいいものでも、自分にとっては大事なもの。それをどうしようとも考えてもなかったんですけど、まさかこういう形で披露するとは思ってはいませんでした」と話した。

 展示には鈴木氏が所有する8800冊の本も展示されている。

(※中略)

 囲み取材では鈴木氏、宮崎駿監督、高畑勲監督の「読んでいた本」についても質問が飛んだ。

 鈴木氏は「宮崎駿監督はいわゆる児童書を月に4、5冊読むんです。(それに以外は)評論の本を読んでました。高畑勲監督は時代に敏感でそれにまつわる本を読んでいた。僕は乱読ですね。小さいころから手塚作品を読んでました」と明かした。

(おわり)