特定のギャグやネタが瞬間的に話題になりながら、その後のヒットが出ず、すぐに表舞台から消える芸人といえば「一発屋」。揶揄されがちですが、多くが“その年の顔”として一大ブームを巻き起こします。そこで今回は、みんなの投票で「一発屋芸人人気ランキング」を決定!“ゲッツ”でお馴染み「ダンディ坂野」や、“そんなの関係ねー!”の「小島よしお」、“ヒロシです……”で一世を風靡した「ヒロシ」など、歴代の一発屋から人気上位に入るのはどのお笑いタレントなのか?

1分でわかる「一発屋芸人」
流行語大賞の歴史は一発屋芸人の歴史
年の瀬の風物詩「新語・流行語大賞」の歴史をひも解くと、歴代の一発屋芸人が見えてきます。「パイレーツ」の“だっちゅーの”(1998年)、「テツandトモ」の“なんでだろ〜”(2003年)、「スギちゃん」の“ワイルドだろぉ”(2012年)などが年間大賞を受賞。大賞以外では、2011年に「楽しんご」の“ラブ注入”が、2015年に「とにかく明るい安村」の“安心して下さい、穿いてますよ。”がトップテンに選ばれたこともありました。受賞したお笑いタレントの多くが、一発屋らしく翌年になるとテレビ出演を激減させています。

息を吹き返す一発屋芸人たち
かつて“ヒロシです……”のフレーズを駆使した自虐ネタで人気を博した「ヒロシ」が、再ブレイクの兆しを見せています。趣味のキャンプ動画をYouTubeにアップしたところ「ガチすぎる!」と話題になり、メディアへの出演が急増しているのです。このほか、「髭男爵 山田ルイ53世」が著書「一発屋芸人列伝」で「編集部が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の作品賞を受賞するなど、再度注目を集める一発屋芸人が増えています。

一発屋芸人ランキング

1位 ダンディ坂野
2位 ヒロシ
3位 小島よしお
4位 テツandトモ
5位 ゴー☆ジャス
6位 クールポコ。
7位 藤原しおり(ブルゾンちえみ)
8位 スギちゃん
9位 髭男爵
10位 ムーディ勝山

11位 コウメ太夫
12位 ジョイマン
13位 レギュラー
14位 なだぎ武
15位 藤崎マーケット
16位 HG
17位 木村卓寛
18位 8.6秒バズーカー
19位 古坂大魔王
20位 エド・はるみ
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