『超時空要塞マクロス』最終回から40年 過酷な現場の「悔しさ」が後に歴史的名作を生む [征夷大将軍★]
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マグミクス2022.06.26
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1983年6月26日、TVアニメ『超時空要塞マクロス』の最終回「やさしさサヨナラ」が放送されました。敵対する異星人であるゼントラーディ軍との戦いで、地球は厳しい状況に陥っていました。地球人は、ゼントラーディ軍・ボドル基幹艦隊による軌道爆撃より、わずか100万人にまで打ち減らされていたのです。戦艦「マクロス」はゼントラーディ軍を離反したブリタイ艦隊と共にボドル基幹艦隊の司令長官・ボドルザーを倒してかろうじて生き残り、生き残った地球人と帰順した800万人のゼントラーディ人は共に地球の復興を開始します。
それから2年。地球に着陸したマクロスを中心に市街地が形成され、焼き尽くされた自然の再生計画も推進されていましたが、市民生活に不満を抱くゼントラーディ人がひんぱんに騒ぎを起こすなど、世界に再び不穏な火種がくすぶり始めていました。
一方、主人公の一条輝は上官の早瀬未沙とリン・ミンメイのふたりの間で揺れ動いていました。 すれ違いを繰り返しながらも3人の運命はもつれあい、そして決着の時を迎えようとしていたのです。
最終話、ミンメイと共にクリスマスの夜を過ごした輝は、軍人を止めて欲しいと懇願され思い悩みます。その頃、輝との関係に悩む未沙も退役を考えグローバル総司令に悩みを吐露しますが、総司令は地球人の生存を賭けた宇宙移民計画について語り、未沙に宇宙移民船の一番艦の艦長になってもらいたいと要請しました。
艦長になると決意した未沙は輝の元を尋ね、本当の気持ちを告白し、そのまま別れを告げて立ち去ります。後を追いかけようと輝の前にミンメイが立ちふさがり行かせまいとしますが、突然上空からミサイルが舞い降り、未沙を巻き込んでしまうのです。かつて輝と死闘を繰り広げたカムジンの仕業でした。
カムジンは現状に不満を持つゼントラーディ人やメルトランディ人を集めて軍艦を修理し、復興の象徴たるマクロスの撃破を目論んでいました。攻撃の巻き添えになった未沙を輝が助け出したところにミンメイも現れ、押し問答が始まります。しかし輝の気持ちはこのときすでに決まっており、ミンメイに「きみには歌があるじゃないか」と語り掛け、泣いてすがりつくミンメイに別れを告げるのです。
やがてストーリーは終焉(えん)を迎え、最後のシーンが写真となってアルバムが閉じられて「A.D. 2012 So long」と映し出されます。そう、『マクロス』の最終回は2012年の設定なのです。現実世界がすでに10年先に到達してしまったことに、思いを馳せずにはいられません。
最終話のエンディングは、ミンメイ役の声優である飯島真理さんが「ランナー」2番の歌詞を歌い上げる特別仕様でした。惜しくも亡くなられた故・藤原誠氏による通常のエンディングも素晴らしいものですが、飯島さんの、ミンメイが過去に別れを告げた痛みを抱えながらも明日へ向かって歩き出す気持ちが乗り移ったかのような歌声は、心に染みわたるような響きを抱えています。
しかし、『マクロス』はしばしば27話「愛は流れる」が真の最終回であると言われています。事実、27話でデストロイド・モンスターが床を踏み抜きながら発進するシーンは新人時代の庵野秀明氏が3か月かけて描いているなど当時のアニメの水準を遥かに超えた作画・演出が随所に見られる回であることは確かです。ストーリーもいったん決着が付いているため、この見方があることは仕方のないことでしょう。
ただしそれは仕方のないことで、『マクロス』は当初全52話で構成されており、ここから徐々に縮小されて39話構成で企画がスタートします。そこからさらに23話に短縮されるのですが、あまりの人気の高さに延長が決まり、最終的に36話になったという複雑な経緯をたどっているため、ふたつの最終回があるのは当然とも言えます。
そもそも『マクロス』の製作現場は極めて過酷だったことでも知られており、メカニック作画監督を務めスピーディーかつアクロバティックな戦闘シーンで一躍名を上げた板野一郎氏は、アニメーターや制作進行といったスタッフが次々と逃げ出していたことを明かしています。製作陣にとっては不満が残る状況であり、その悔しさが劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の超絶クオリティへと昇華されていったのです。
さまざまな意見はあると思いますが二転三転する状況のなかで生み出された「やさしさサヨナラ」はそのときできる限りのことをやりぬいた最終回であり、ロボットアニメの中心軸に恋愛関係を持ち込んできちんと決着を付け、後に多くのフォロアー作品を生み出した先駆者としての価値は、なんら色あせるものではありません。
※記事の一部を修正しました。(2022/6/26 10:08)
(早川清一朗) 男を捕まえたかったらさっさとチンポを抑えろって話だ。 >>188
一応、輝はソファで寝ててミンメイは輝のベッドで寝てたから肉体関係は無い設定
けど、ミンメイが輝のワイシャツをパジャマ替わりにしてたりスーパーで二人の夕食の食材を買ってたりで、いかにも『同棲してます』感ありありだったから、スタッフ的には肉体関係ありにしたかったんじゃないの?
子供向けアニメだからそこまで描かなかっただけで >>202
歌活動のおまけで声優やってた飯島真理が上手く聞こえるレベルだもんな マクロスとか見たのがあまりに昔で前世の記憶みたいだわ 愛おぼのラスト
大画面のミンメイは動かしたかったんだろうな やっぱり過酷な状況じゃないと名作は生まれないんだな 小学生だった当時も50になった今もミンメイとくっつかなかったのが不満 同時刻にやってたレインボーマンに出てくるロボットがガンダムそのものだったな アイドルと上級公務員
どちらかを選択するなら安定の上級公務員だろ? >>98
突然子供向けの枠が誕生するんだから異常
前番組がヤングおーおーだったレインボーマン
はまだしもマクロスは森繁久彌の対談番組w 漫画のマクロスは止まったままだけど打ち切りになったんか? マクロス上に円形のバリアをトラックボールで這わすゲーム出なかったな >>207
過酷な中で生まれた駄作のほうが遥かに多いけどな(´・ω・`) >>134
羽田健太郎はギャラが高いことで有名で
それを知らない若造が依頼してきたのを
面白がって安く請けてくれたらしい 艦長が女の子でヒロインの座を無機質な女の子に
奪われちゃうアニメだっけ
てか一体何と戦ってたんだろ? ヒロインが敵に拉致られている間に
主人公が寝取られ
敵を蹴散らすために主人公に最後利用されて捨てられる物語 >>172
ありがとう
探したら見つかった
大人になったミンメイが喪服みたいなの着てるやつね
たしかにいいね
ほんの数十秒ていどの追加映像だけど、ぐっと情緒が出るね >>216
それ差し引いても主役やらせるレベルでは・・・あんまり言いたくないけど親父のコネやゴリ押しだったんかな >>206
序盤のコンサートスタッフはやりたかったんだろうなっておもた
手描きでよくあんなに描き込んでいると感心した
まああのクオリティーで何分も描くのはつらいのか、1分くらいで空襲で中止になってたけど >>216
巨人の星放映開始時の古谷徹は中学生やったけどあれより10倍上手かったぞw
末路を鑑みれば責めるのは不謹慎だが プンプンしながら輝に自分の写真押し付ける未沙が糞可愛い とんでも総集編回のファンタズム
これがエヴァ最終回に影響したのでは >>203
ありがと
表現的にはその辺が限界だったんだろうなあ
リン・ミンメイは性格悪いから選ばないって意見が多いのが劇場版ラストしか見たことない人間にとっては意外
マクロスと聞いて一番にイメージするキャラ=ミンメイなので >>227
庵野が影響受けているのはイデオンだろう マクロスはマクロスプラスのova版が名作なんだが。
ovaなんでアニメ好きしかみてないんだよね。 当時アイドル全盛期でクソと思ってロック聴いてたから
マクロスはなんか気持ち悪くて見なかった >>148
いやマクロスは純粋に延長
ぬえは4クールでやりたかったけど2クール
しか認められず
しかし放送開始後人気が出たので1クール
延長という流れ
ガンダムはクローバーがスポンサー降板を
撤回したけど富野らが製作続行を拒否 >>193
たしかに富野に恋愛は書けんわw
ネトラレや電波会話の応酬にしかならんしw
富野は恋愛シーンかけたらもっとファン層は広がっただろうな
一般人にもわかりやすいという意味で 液晶ゲームあったな1面がバリア操作で2面が横シューで3面がマインスイーパーみたいになる奴 後の傑作ってのは劇場版の事かな?
作画がアナログの限界レベルまで良くなったり映画サイズにブラッシュアップされた脚本もよかった
柿崎なんて時間ないからカットすりゃいいのに、って今になって思うけどちゃんと柿崎ぃいいいいいっ!
してたのにはスタッフの心意気を感じる >>234
富野の恋愛って
フルネーム連呼しながら言葉の殴り合いでもするのか? >>185
やっぱりスポンサーが多い方が安心だから
じゃない? >製作現場は極めて過酷だったことでも知られており
現場は真っ黒っス!
なんちゃってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww >>211
アイドルなんてすぐ浮気しそうだしな
イケメンや金持ちが周囲に腐るほどいるんだし、勝てる気がしない 未沙が地味すぎるんだよなあ
蜆目だしお局だしヒロイン感が全くなかった >>220
ナデシコだろ、それは
ストーリーはマニアにも要約するのが難しいらしい ひかるの部下マクシミリアンと柿崎だっけ
柿崎は戦死してマクシミリアンは敵の女と結婚したんだよな >>237
テレビ版のお調子者だけど気のいい奴みたいなキャラも
好きだったけど柿崎はあの出オチで更に印象的になったわw
劇場版にカムジン出てたのを知ったのはかなり
後になってからだったな。 >>83
宇宙戦艦ヤマトだって「宇宙戦闘機コスモゼロ」じゃないからなぁ メカデザインとか板野サーカスは良いよね
ストーリー?知らん >>243
一途なシェリルさん
相手がすごいイケメンだけど バルキリーを木製玩具でスクラッチして変形構造をアニメに活かした。 巨大戦艦がロボ形態になるのに何の意味がとか思たが、ダイダロスアタックに衝撃を受けた少年時代(´・ω・`) テレビ版は汚くて見なかったけど何となく見に行った愛・おぼ作画にはビビったわ
同年にナウシカもあってこの2つにアニヲタにさせられた 黒色のバルキリーを数秒間出しただけで、「あれはステルス?」みたいな話になって、結局後付けで他の部隊から応援に来たキャヴァリアーズってことになって、やまとから完全変形の商品まで出た。 歌の力で敵を弱らせるのがリン・ミンメイ
歌の力で戦いを応援するのがシェリル・ノームとランカ・リー
歌の力で戦いを煽るのがシャロン・アップルとサラ・ノーム
戦争なんて下らないのが熱気バサラ ミンメイが輝にフラれたとき、ザマァってカズダンスして喜んだ >>185
アリイは関節にポリキャップを使ってたけど
イマイは無かったからすぐユルユルになった記憶 マックスが結婚する回で、輝のコーヒーカップがテーブルにめり込んでた >>267
元マック社長との夫婦バトル事件のときに
蒸し返されていたな 紙芝居回はリアルで観ていて
何が起きているのか分からなかったな 初代マクロスてワープ事故みたいの起こして主人公達マクロス船団みんな行方不明エンドなんだよな
そろそろ戻ってくる初代マクロス続編新シリーズとかやってもいいんじゃねw >>275
初代マクロスって版権ややこしいことになってると聞いたことある 企画段階からスタジオぬえが絡んでいて、アニメーターも安彦良和門下とも呼べる人材が揃っていたのに、サンライズで作れなかった。
サンライズは当時富野由悠季がザブングルと劇場版イデオン、高橋良輔がダグラム、そして安彦良和が劇場版クラッシャージョウと、スケジュールが詰まっていて制作に余裕がなかったから。
結局低予算で受けてくれたのがタツノコだった。スタープロはタツノコの下請けで、タイムボカンシリーズもやっていたんだが、そもそもタツノコがその時点でアニメの主流から外れてて、クオリティで追いつけて無かった。
結果あの惨状だが、それでも低予算だからこそ好き勝手できて人気が出たという面がある。富野とスポンサーの話でも分かるが、予算があると制約も多くなるからね。宇宙マグロとかアイドル誕生とかそれまでのロボットアニメでやれる内容じゃない。そういうのが画期的だったんだよね。 >>274
劇場版は面白い。
TV版は作画がよくない。 > その悔しさが劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の超絶クオリティへと昇華されていったのです。
本編で作画崩壊のハズレ回が何回もあったが、映画作る為に本編手抜いてると思ってた。 >>1
いつも言っておろうが。
オーガス、サザンクロスの
苦労や忘れ去られた悲しみを思えば
そんなもの苦労でも何でもないとw >>154
あらかじめ確認した作画監督の名前が韓国名だったときの絶望感。 愛おぼ、ビューティフルドリーマにナウシカとある意味アニメの頂点の年
のび太の魔界大冒険とかもあったしな >>24
日曜 TBS
13時30分~
アニメ 『愛の戦士レインボーマン』
https://youtu.be/-JZkZRMJPCA
14時~
『超時空要塞マクロス』
レインボーマンは捨てて
日テレの『TVジョッキー』13時~14時
の人が多かったはず >>278
でも版権はタツノコプロが握っていたために後の泥沼ロボテック版権騒動が続くことになる··· >>284
ちなみにレインボーマンのOPをこれで知っていた小学生は
このさんまのCMを学校で歌っていた
https://youtu.be/hBR-sIjtLXU すでに振られたヒロインがラブソングを歌うという神展開 クラッシャージョウにイデオン、そしてオネアミスの翼があって80年代はアニメの花盛りだったね。 >>233
そこいら代理店がどういう思惑でどう動いたか?だな。
業界に構造上広告代理店が噛んでないはずはないんだが、この時代はそこいらの話をするのはタブーだったからな。 >>281
○年B組シリーズの新八、仙八、寛八みたいなもんだな 河森は輝と美沙のセクロスシーンを出したかったが美樹本が反対して事後を思わせるシーンになった >>11
話の展開がフロンティアと一緒だからなあ
人数増ええただけで。
前半一人死んで~のぼろ負けからの逃走しての、
最終回付近で1人敵になるからの大逆転。
あと三角関係も機能しなかったし >>274
TV版は途中ダレる
でも実況だとあそこが一番盛り上がる >>283
3年位後にオネアミスだし、その辺が手描きアニメの頂点だな >>65
ビデオの普及率が10%になったのが83年頃じゃなかったかな
そこから一気に毎年10%ずつ上がってたはず
>>89
いまのアニメって概ねかなりクオリティ上がってるよな 俺が入っていたサークルに美樹本さんと河森さんがいて
後にマクロスに関わってると知ってビックリした想い出 この頃のアニメって、作品そのものの質と作画レベルのギャップがアレなのが多いよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています