>>49
https://www.asahi.com/articles/ASM4R3VPQM4RPLBJ00M.html
色覚異常、男女で違う割合 目にある3種類の細胞がカギ

>生まれながらにして色が区別しにくい人は、男性で20人に1人、
女性で500人に1人とされています。

>人の目には、正確には、L、M、Sという3種類の細胞があります。
Lはオレンジに近い赤を、Mは緑を、Sは青を感じやすい細胞です。
赤と緑の細胞の元になる遺伝子は、「X染色体」という性染色体にあります。
女性はX染色体を2本持っているため、赤と緑の遺伝子も2つずつ持っています。
片方の遺伝子が正常であれば赤と緑を見分けられます。ところが男性は
X染色体を1本しか持っていません。男性の割合が多いのはそのためです。

>ところが、滋賀医大で先天性の日本人男性を調べたところ、見え方の検査では
赤と緑が区別しにくいと判定されているのに、赤と緑の遺伝子に異常が
見られない人が多くいることがわかってきました。脳が色をどうやって
認識しているかという研究も進んでいますが、まだはっきりとわかって
いないことが多いです。