フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アルケライフィ会長が所属するブラジル代表FWネイマールの去就について微妙な発言をしたとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 PSGでは強化トップだったレオナルド氏が今季限りで退任し、新たなスポーツディレクターにルイス・カンポス氏が就任。かねて報じられているネイマールの〝放出〟が加速するとみられており、米メジャーリーグサッカー(MLS)の名門ロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍がささやかれている。

 そんな中、同紙によると、インタビューに応じた同会長は「ネイマールは新プロジェクトの一部なのか」聞かれると「私たちはこれらの問題についてメディアで話すことはできない。ある者は来るでしょう。そして、ある者も出ていくでしょう。しかし、それらはプライベートな交渉です」と返答したという。

 昨季に2025年6月まで年俸4000万ユーロ(約57億2000万円)以上で契約を更新したばかりの世界的なスター選手。アルケライフィ会長はエムバペと同じような期待を語ることはなく、微妙な言い回しで明確な答えを避けたともいえる。すでにクラブ側適正な金額のオファーが届けば、退団に応じる構えとも伝えられるだけに今後の動向が注目だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d421e97f8b806b1b0a3f42ef2418c20d565795a