イングランド・プレミアリーグのマンチェスターCに所属する日本代表DF板倉滉(25)がドイツ1部のボルシアMGに完全移籍することが18日、決定的になった。

 板倉は19年に川崎からマンチェスターCに完全移籍。昨夏に期限付き移籍したドイツ2部シャルケでは31試合4得点で1部復帰に大きく貢献したが、同クラブが買い取りオプション行使を断念した。関係者によると、ボルシアMGがドイツやイングランドなど複数クラブとの争奪戦を制したという。移籍金は500万ポンド(約8億2000万円)プラス出来高で、契約期間は2026年夏まで4年間の見込み。

 ボルシアMGは60〜70年代にドイツ1部で5度優勝した古豪で、11〜12年には大津祐樹(現磐田)が在籍。昨季は10位に終わり、英ノーリッジ元監督のダニエル・ファルケ氏を新監督に迎えた。板倉は今月の日本代表で親善試合全4戦に守備の要として出場。自身初となるドイツ1部の新天地でカタールW杯を目指す。

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