4years 2022/06/02
https://4years.asahi.com/article/14635103

今年で54回目となる全日本大学駅伝は11月6日(日)に開催。全8区間106.8kmのコースで行われ、全国から25校の代表校と、日本学連選抜チーム、東海学連選抜チームの計27チームで争われる。ここでは各地区からの出場校数と、出場枠決定のルールについて解説する。

前回大会の順位によって地区出場枠数が変動
全日本大学駅伝の代表枠は日本学連選抜、東海学連選抜のオープン参加を除くと全25枠。この枠は「基本枠」「シード枠」「成績枠」の3種類にわけられる。

基本枠(8枠)
北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、九州の8地区にそれぞれ1枠が与えられる。

シード枠(8枠)
前年の上位8校にシード権が与えられる。昨年の上位8校は駒澤大学、青山学院大学、順天堂大学、國學院大學、東京国際大学、早稲田大学、明治大学、中央大学であり、すべて関東地区所属の大学となっている。

成績枠(9枠)
9~17位の大学の所属地区に成績枠を配分する。昨年の9位~17位は法政大学(関東)、東洋大学(関東)、中央学院大学(関東)、東海大学(関東)、帝京大学(関東)、拓殖大学(関東)、日本体育大学(関東)、関西学院大学(関西)、皇學館大学(東海)。

また、このルールに加えて、1つの地区から出場できる学校数の上限は15と決まっている。そのため、関東地区は基本枠(1)、シード枠(8)、成績枠(7)を合計すると16枠になるが、上限を1枠超えているため、前年18位の立命館大学が所属する関西地区が成績枠の配分を受けることになる。

以上より第54回全日本大学駅伝の各地区の出場枠は以下となる。

北海道地区  1枠
東北地区   1枠
関東地区   15枠
北信越地区  1枠
東海地区   2枠
関西地区   3枠
中国四国地区 1枠
九州地区   1枠

各地区の選考会
各地区の選考会は、それぞれの地区の学連により主催され、方式が異なる。以下、選考会日程、場所、出場校について紹介する。情報は随時更新していく。

●関東地区
関東地区(7枠)
日程:6月19日(日)
場所:相模原ギオンスタジアム(神奈川)
方式:各校2名ずつ、10000m4組のタイムレースを行い、8名の合計タイム上位7校が選出

昨年の出場校:(8名合計タイム順20校)中央大学、國學院大學、中央学院大学、東京国際大学、日本体育大学、国士舘大学、創価大学、日本大学、神流川大学、山梨学院大学、拓殖大学、大東文化大学、城西大学、上武大学、法政大学、駿河台大学、立教大学、専修大学、亜細亜大学、慶應義塾大学

昨年の本戦出場校:駒澤大学、東海大学、明治大学、青山学院大学、早稲田大学、東洋大学、帝京大学、順天堂大学(以上シード校)、東京国際大学、國學院大學、法政大学、拓殖大学、中央大学、中央学院大学、日本体育大学(以上選考会を経て選出)

今年の本戦出場校:駒澤大学、青山学院大学、順天堂大学、國學院大學、東京国際大学、早稲田大学、明治大学、中央大学(以上シード校)+選考会を突破した7校

※他地区の予選の方法はリンク先で