GOAL 5/30(月) 11:00

名門サンテティエンヌのリーグ・ドゥ(フランス2部)降格により、サポーターによる暴動が発生した。

リーグ・アン優勝10回を誇る名門サンテティエンヌだが、今季はリーグ戦18位で終えて2部3位のオセールとの入れ替え戦プレーオフへと回ることに。26日に行われた敵地でのファーストレグは1-1で終えた後、29日に本拠地スタッド・ジェフロワ=ギシャールでのセカンドレグを迎えた。

51分に先制を許す苦しい展開になったサンテティエンヌ。76分になんとか追いつくが延長戦でも勝ち越せず、試合の行方はPK戦へ委ねられる。すると1人目のリヤド・ブデブズが失敗し、5人全員が成功したオセールにPK戦4-5で敗れている。

この結果、来季サンテティエンヌは2001-02シーズン以来、約20年ぶりに2部の舞台で戦うことが決定。この事実に、サポーターの怒りが爆発している。

オセール5人目のPKが成功して敗戦が決定した直後、多数のサンテティエンヌサポーターがピッチへと乱入。さらに発煙筒を大量に投げ込むなどの事態に発展した。『RMC Sports』によると、選手たちは危険に晒されたために避難を余儀なくされたが、その後もサポーターの暴動は収まらず。機動隊が投入された他、一部ファンがスタンドの座席に火を放とうとしたため、消防隊も出動する騒ぎとなったようだ。

なおその後、サンテティエンヌは公式声明を発表。今回の暴動の件には触れず、オーナーが辞任をほのめかす発言を残している。

「この失敗を受け入れなければならない。大株主として全責任を負う。少しした後、クラブと我々の未来に関する重要なニュースを発表するつもりだ」

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