2022年5月20日

ジャンプ『ぼく勉』作者の読切が好評も…かわいいヒロインを無駄遣い?

5月16日発売の『週刊少年ジャンプ』24号に、大ヒット漫画『ぼくたちは勉強ができない』の作者による新作読み切りが掲載された。キュートなヒロインを作り出す力は健在で、多くの読者を虜にしたものの、“もったいない”と感じる人もいるようだ。


ヒロインがかわいすぎる!

読み切り『漫画家の猫である。』は、とある猫と女性漫画家によるドタバタな日常を描いたコメディーだ。

猫のご主人である漫画家は、誘惑に抗えない性格。原稿の締め切り間際にもかかわらず、ネットの動画やSNS巡回などに気を引かれてしまう。そこで猫は、〆切を守らせるために陰ながら奮闘する…。


作者の筒井大志は、「ぼくたちは勉強ができない」でアニメ化の経験もある実力者。とくに魅力的な女の子を描く能力に長けており、これまでに何人もの人気ヒロインを生み出してきた。

今回の読み切りでもテンポよく繰り出されるネタに加え、お団子ヘアのキュートなご主人が注目を浴びることに。「ジャンプ」読者たちから、《相変わらず女の子かわいくて最高だった》《女の子めちゃくちゃかわいい…うっとり顔がどストライクでバッターアウト》《とにかく先生がかわいくて、サービスシーンもあって、結構良かった!》《やっぱり筒井先生の描く女の子かわいい》と大絶賛されている。


連載には不向き? その理由は…

かなりクオリティーが高い読み切りだけあって、連載化を希望する人も多いようだ。しかしその一方で、連載化が期待できないという声も多く、《連載には向いていなさそうな題材》《連載になったら誘惑のネタ足りるのかと不安になる》などと囁かれている。

たしかに「漫画家の猫である。」は、猫と飼い主の日常を切り取った単発ネタの読み切り。内容に限りがあるうえ、ご主人も漫画家として大成しているため、さらなるストーリーの目標を課すのは難しそうだ。

また、主人公は猫であるため、お得意のラブコメ要素を取り入れるのも困難だろう。せっかくヒロインが魅力的な作品なので、ラブコメにできればヒットも望めそうな気がするが…。

近頃の「ジャンプ」は、連載陣の弱体化が囁かれている。今作では難しいかもしれないが、筒井が何らかの形で戻ってきてくれることを期待したいところだ。

https://myjitsu.jp/enta/archives/104113
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