>>741
ゲームの3D化は80年代から90年代にかけてアーケードやPCでベクタースキャンやワイヤーフレーム、テクスチャ無しのポリゴンと段階的に進行してきて、93年のリッジレーサー94年のデイトナUSA、バーチャファイターでテクスチャ付きのポリゴンになりグラフィックの3D化は完了してるんだ。
3Dスティックの導入とゲーム性も含めて完全に3D化したのが96年のマリオ64と一般には認知されているが、ジョイスティック操作のフライトシムと本質的にどう違うって言われると少し弱いんだよね。フライトシムなら89年にはポリゴン化していたから。

また、ゲームのオンライン化に関しては96年のDOSゲーEF2000やFPSのQuakeで既にネットワーク対戦やマルチプレイが実現していて、97年にMORPGのDiabloが100万本以上売れてインターネット上の中央サーバー(Battle.net)で見ず知らずの人と遊べる環境が整備されているんだ。
同じ年にはMMORPGのUltima onlineも稼働して、意識の高いゲームファンはこぞって英語版を海外サーバーで遊んでいた。
FF11の直接的なコピー元であるEverquestが99年にリリースされ、多くのゲーム業界人が夜な夜なプレイに明け暮れたのも有名な話。

これらの重要なゲームの進化を、85年世代は環境的(それなりの性能のPC)・経済的(ネット接続のコスト、クレジットカード)・言語力(英語の読み書きが必須)・年齢的(最低でも15才)に体験することは出来ていないのは確実なんだよね、残念だけど。