4/30(土) 19:18配信
スポニチアネックス

吉成名高(左)と魔裟斗(右)

 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(43)が30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者となった吉成名高(エイワスポーツジム)の強さについて試合を見ながら改めて解説した。

 吉成は24日に本来、タイ国プロムエタイ協会フライ級王者ペットニポン・サックチョロボー(タイ)に挑戦することが決まっていた。しかし王者が空港検疫により、新型コロナウイルスの陽性者と判明したため欠場になったため55キロワンマッチで内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦した。試合は2Rに左飛びヒザ蹴りでTKO勝利を飾った。

 魔裟斗は試合を見ながら「吉成くんは柔らかい動きの中でもパンチも蹴りも攻撃はものすごい重いからね」と実際にミットを持った際に想像以上の攻撃の重さだったと明かした。

 今までミットを持ってきた中で一番衝撃を受けた元K-1スーパー・バンタム級王者でボクシング転向後4戦連続KO中の武居由樹に(大橋)とパンチが似ているという。「パンチの質が似てると思った。シャドー見てたら軽そうに見えたけどミットを持った時に“え、こんなにパンチあんの!?”って吉成の攻撃力にはなかなかビックリしたよ」とパンチを称賛した。

 「もし吉成がボクシングに行ったとしても結構活躍すると思うよ」とボクシングでも通用するパンチを持っていると語る。「ムエタイのチャンピオンってヒジがあるから強いというのはもちろんある」と話した上で「ヒジがなくてもこの選手強いよ。パンチだけでもレベル高いし、全ての技がレベル高いね」と全体的にレベルが高いと話した。2Rでの吉成のヒジの連打には「あのヒジを見てると総合格闘技でも結構強いんじゃないかと思うよね」と語った。

 試合を見終わって「本当に強いよね。武尊、天心レベルだよね」とK―1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者・武尊(SAGAMI―ONO KREST)やRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)ぐらい強いと断言した。

 「まだ21歳だからボクシングに行ってもかなりいけると思う。体幹強いし、このヒジがあったら寝技を練習して対処できたら総合行ってもいけると思うよ」といろんな可能性を秘めていると話しつつも「俺はキックで稼いでほしいよね」と今後もキックボクシングでの活躍を期待した。

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