2022年4月27日 09:58

 元巨人・岡崎郁氏のYouTubeチャンネル「アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】」に、巨人の原辰徳監督が出演。「原監督の言動が長嶋終身名誉監督とダブってきたと思うのは私だけでしょうか」「長嶋さんを彷彿させる、パーン!が。」といった歓迎のコメントが寄せられた。「パーン」とは、いったい…!?

 4月24日付け「【vol.6】巨人軍の戦力を徹底解明 坂本 菅野 吉川 岡本 大勢」と題する投稿回。巨人の菅野智之が7回途中、1点ビハインドの場面、安打と失策などで1アウト二、三塁とされたところで降板した、4月15日の阪神戦を振り返ってのことだった。

 エースをスパッと降板させた決断のほどを尋ねられた原監督は「智之は今ね…『なんでだろう』というねぇ、なかなか自分の思ったピッチングができてないので、こっちで少し守ってあげなきゃダメだなというふうに思ってます」とした上で、「智之はトップが浅いような気がしてしょうがないね」と改善点を指摘。

 この「トップ」とは、ピッチャーがボールを投げる直前の、最も腕を引いた際のタメを意味するようだ。

 そして原監督は「ピッチングでもバッティングでも、トップがしっかりして、パーンと切り返せるじゃない」と言うと、その手をトップから振り下ろす。すると「…って」と、再び投球の前のタメを作り、今度はすぐさまバッターが打つ直前の、バットを最も引いた状態を見せた。そこで炸裂したのが「パーン」連発である。

「…っていう感じがあるじゃない。で、パーンと切り返す。パーンと切り返すっていうね」と、身振り手振りで「パーン」を強調した原監督。擬音を駆使した説明が得意だった、ミスターさながらの話しぶりだった。

 当チャンネルでは、定期的に原監督の出演が決まっている。今後も長嶋節が飛び出すか、気になるところである。

(所ひで/ユーチューブライター)

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