スポニチ 2022年4月20日 05:00
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日向坂46のドキュメンタリー映画第2弾の製作が決まった。3月30、31日に開催された念願の東京ドーム公演までの約2年間を追い、今年7月8日に全国公開予定。タイトルは後日発表となる。

東京ドームは、改名前の「けやき坂46」時代の曲「約束の卵」で「約束の彼(か)の地」と表現し、目標としていた場所。ライブ当日、キャプテンの佐々木久美(26)は「東京ドームでライブするって、ずっと歌ってきて夢でした」と感激しながら語った。第1弾映画「3年目のデビュー」で監督を務めた竹中優介氏をはじめ前作の製作チームが、この“約束の彼の地”までの歩みを1本の作品にまとめる。

映画は、東京ドーム公演の開催がサプライズ発表された2019年12月あたりからスタート。その後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、公演は2度延期。昨年6月にエース小坂菜緒(19)が体調不良により休業など、メンバーが次々に離脱した。活動の制限や環境の変化、プレッシャーも重なり、ライブパフォーマンスに影響が出始める。グループ内に不満と不安が充満した日々がつづられていく。

前作は「けやき坂46」の3年間と「日向坂46」としてのデビュー1年目に完全密着。NHK「紅白歌合戦」初出場などの大躍進の裏側にある、メンバーたちの苦悩や葛藤に多くの人が心打たれた。約4カ月間のロングラン上映で、上映館も60館から100館まで増加する大ヒットとなった。前作同様、メンバーの胸の内が聞けるインタビュー映像も盛り込まれるといい、ファン必見の作品になりそうだ。

 【これまでの歩み】
 ▼2015年11月30日 長濱ねる1人で「けやき坂46」結成。メンバー募集もスタート
 ▼16年5月8日 オーディションにより11人が合格
 ▼17年8月13日 2期生9人が加入
 ▼18年6月20日 初アルバム「走り出す瞬間」発売
 ▼11月29日 「坂道合同オーディション」を経て3期生として上村ひなのが加入
 ▼19年2月11日 「日向坂46」に改名
 ▼3月27日 ファーストシングル「キュン」発売
 ▼12月31日 NHK紅白歌合戦初出場
 ▼20年2月16日 「坂道研修生」を経て3期生3人が加入
 ▼9月23日 日向坂46として初のアルバム「ひなたざか」発売
 ▼21年9月15日 日向坂46として初の全国ツアーがスタート
 ▼22年3月7日 新メンバーオーディション募集開始
 ▼同30〜31日 初の東京ドーム公演を開催