男女ユニット「YOASOBI」ボーカルのikura(21)とコンポーザー(音楽制作者)のAyase(28)が13日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。デビュー当初の生活を明かした。

 番組初登場となった「YOASOBI」。かつてはバンドで活動していたAyaseとシンがソングライターとして路上ライブなどを行っていたボーカル・ikuraからなるユニットで、19年のデビュー曲「夜に駆ける」が2020年ビルボードジャパン年間ランキング1位の大ヒットを記録し、スターとなった。

 黒柳が結成当初のAyaseについて、「大体あなた、その頃、妹さんのところの台所に住んでたって」と意外な事実を明かすと、Ayaseは「お恥ずかしい。そうなんですよね。とにかくお金がなかったので」と苦笑いで語った。

 以前はバンドを組み、ボーカルをしていたが、うまくいかずにバイトをしながら活動するも体調を崩し、実家のある山口で療養していた。その後「また東京に戻りたいんだけれども、療養のために当時住んでた部屋も引き払っちゃったし、お金もないし、貯蓄もないから、いったん妹のおうちに住まわせてくれっていうので、2DKのダイニングキッチンの部分にこたつテーブルみたいなのをポンと置いて。本当に僕の生活スペース、このテーブルくらいしかなかったです。そういうところで生活しながら曲を作ってました」と説明した。

 黒柳はまた「あなたはどういう生活だったの」とikuraに質問。ikuraは「私はソロでシンガーソングライターとして活動していたので、学校と両立しながらライブを行ったり、それこそまだ路上ライブをやっていたりしましたね」と振り返った。

 曲がヒットした当時の心境を聞かれるとAyaseは「めちゃめちゃ嬉しかったんですけど、驚きも大きかったですね。ただ、下積みがお互いに長かったので、いろんなタイミングが重なっているし、凄い運にも恵まれてるなと思うんですけど、偶然というよりかは自分たちが頑張ってやってきたことによる必然でこういうことになれたんじゃないかなと思うので、凄く嬉しいですね」としみじみと話した。

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