⚖「知らんがな」「わからん」「そんな法律ないわ」弁護士をも悩ませた相談とは NHK長寿番組『生活笑百科』舞台裏 [チュー太郎★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
「そんな法律ないわ」弁護士をも悩ませた相談とは NHK長寿番組『生活笑百科』舞台裏
2022年04月16日 08時57分
https://www.bengo4.com/c_18/n_14373/
https://storage.bengo4.com/news/images/15499_2_1.jpg
(背景:yu_photo / PIXTA)
1985年の第1回の放送から、昭和・平成・令和と3つの時代にわたり毎週土曜日のお昼に放送されてきたTV番組「バラエティー生活笑百科」(NHK)が、2022年4月9日で37年間の歴史に幕を閉じた。
法律問題を考える構成作家として約34年間にわたり同番組に関わってきた筆者が、どのようにして番組が作られていたのか、インターネットがなかった時代の苦労なども含め振り返る。(放送作家・ライター/湯川真理子)
●日常の他愛ないトラブルは弁護士をも悩ませる?
番組に関わってからしばらくの間は、番組担当のプロデューサーと法律の問題を考える私たち構成作家の2名という、全国ネットとは思えない少人数での会議が続いた。
【略】
ところが、最初の頃は、設定を組み立てたのはいいが、答えがどうなるのかが分からない。これにはかなり困った。解答によっては設定から見直さなければならない。
解答者がどう答えるかも法律的な正解がわからないままでは、なかなか考えにくい。
たとえば、「倍にして返すから1万円貸してほしいと頼み込んで借りた場合、本当に倍返ししなければならないか」という設定は面白そうと考えてはみたが、解答がわからない。
今ならインターネットでサクサク検索できるのだが。
「最初に倍返しと約束しているから、契約成立じゃないかなあ」 「倍返しはなんぼなんでも利息が高すぎるから、法律的にはおかしいんじゃない」 「でも倍返して言われへんかったら貸さへんかったはずだし」
その後、弁護士に問い合わせると「倍の利息なんかで返さんでええやろ」と即答。しばらくして、私たちはプロデューサーに「月に一度でいいので、弁護士の先生に会議に出席してもらいたい」と頼み込んだ。
その願いがかない、月に一度は交替で会議に参加してもらえることになった。
おかげで、「結婚式のドレスを貸りようと試着しにきた友人が、『このドレスはサイズ的に着られないと思う』とドレスの持ち主に伝えるも、『大丈夫、着られるから』と持ち主に勧められたため、
頑張ってドレスを着ようとしたら、ドレスが破れてしまった」という設定を考えた際、次のようなやりとりがその場でできた。
筆 者「修理するのはどっちの責任ですか?」 弁護士「知らんがな。友達同士で話し合ったらええ」 筆 者「先生、法律的にはどうなりますか?」 弁護士「そんな法律ないわ」
【略】
どんなトラブルでも法律で考えれば、どうなるのかを真剣に考えてもらった。ただ、このとき、弁護士によって見解が異なることを初めて知って驚いたりもした。
●発想の種は日常の出来事と妄想から
【略】
「『電車に乗る前に、駅の売店で、ジュースを買って1万円札を置いたとき、特急が通過して、はるか線路の向こうに飛んでった』いうのがあったやろ。あれは困ったけど、おもしろかった」と同弁護士。
なくした1万円札の責任は、客にあるのか、売店の人にあるのか、はたまた風圧で飛ばした電車か…。さあ、どこにあるのか。「わからん」と答えたくもなるはずだ。
●数少ない決めごと「本当に悪意のある人物は番組に登場させない」
【略】
(この連載は不定期更新です。続きは後日掲載します)
【筆者プロフィール】湯川 真理子(ゆかわ まりこ):和歌山県田辺市出身。大阪府在住。放送作家・ライター。バラエティー、情報番組、音楽番組、ドキュメンタリー等、幅広いジャンルのテレビ番組に関わる。
著書『宝は農村にあり 農業を繋ぐ人たち』(西日本出版社)。
オススメ記事
社用車に傷をつけたら手洗い洗車?! 「罰」の法的問題は
夫婦のNGランキング1位「義父母の土地の上に家を建てる」 離婚弁護士が解説
「水を飲んだだけ」で63万円請求された! ぼったくり店に遭ったらどうする?
「天ぷらの衣」をはがして食べる女性客に激怒…店主は「追い出し」てよいのか?
大盛残したら1万円没収、人気ラーメン店主の思い「覚悟を持って食べてほしい」 ショーヘイ、キュンデース!が〜キタキタキタ━━⊂二( ^ω^ )二⊃━━━━ !! 仁鶴ってなんか首が揺れる人形みたいで怖かったわ
喋りにも感情が無いし 弁護士により回答が違うというのは日本テレビの「行列のできる法律相談所」が最初。 弁護士なんか クライアントの利益の為にムチャな道理でも屁理屈こねれる者が優秀、ってウチの親父が言ってたわ この弁護士面白いな、こんな調子で本音で法廷弁論したらおもしろいかも
実際この人大丈夫か?みたいなオドオド弁護士や早口の憎たらしい松尾諭みたいな弁護士いるし 四角い仁鶴がまぁるく納めます 阪神巨人なんてこの番組くらいでしか見たことない >>7
それが弁護士だからね
ジャッジするのは裁判官 終わったのかあれ
婆ちゃんが笑いながら見てたの思い出す、すごく懐かしい 永久に続く番組だと思ってたので、最終回になってビックリした。 上沼さんは返してもらえる
南光さんは返してもらえない >>5
最初というか唯一無二だったな
弁護士同士で見解が分かれて初期の頃はどちらの立場に立たされてもある程度役に立つ内容ではあった
後追いのザ・ジャッジですら弁護士は一人だけで唯一解(と番組が判断したもの)を出してた >>7
いや、依頼者の言い分を法律や判例を上手く使いこなして説得力のある主張にすることが仕事であって
どうやっても無理なことは説得するのがいい弁護士 台本に忠実なボケとツッコミが見れなくなって残念
あんな番組に受信料が使われてるんだなー
嫌だなー この番組の前は東京への対抗心むき出しの番組だったな 劣化版データベース人間の弁護士なんて、もはやAIに取って代わられてもいい時代だろ >>1
水で63マソ請求されたら
金無いから無銭飲食なんで警察に突き出して下さい!
って言えばいい そーいや三瀬?さんって言う弁護士のおっちゃんおったなぁ。見なくなった 漫才いらないなって思ってた
普通にサクッと話してほしい >>1
>「倍にして返すから1万円貸してほしいと頼み込んで借りた場合、本当に倍返ししなければならないか」
もしバカ正直に倍にして返したとしても払いすぎた利息を中央法律事務所が取り戻してくれるだろ >>20
いつからだろう「難波のヤング主婦代表」て言わなくなったの >>17
2人くらい弁護士いたんだったかな
日テレの行列の初期は笑百科みたいで面白かったが
先生軍団が追いやられる内容になってから見なくなった 女の60分が打ち切りになってこの番組が土曜お昼の定番になった。 >>29
三瀬顕さんだね
2021年8月21日に亡くなられました >>35
実際は平日の正午帯に移ったんだよな
番組初の男性司会者 村上不二夫を入れるも失敗 これに出てくる漫才師は台本通りに普段と全く違うテンポで喋るのだが
大木こだま・ひびきだけはいつもと同じペースだった 大谷終わった後たまたま最終回見た、キダタローセンセイの接待番組だったなw なんだかんだ見ちゃう番組だった
なんで見てたのか未だに分らない 昔見た漫才師が出て来るのが良かった 「はあ この人たちまだ漫才やってたんだあ」 仁鶴さんへの仁義で終わらせた感じするけど、頃合いになったら似た番組作ってほしいなあ ネット上のトラブルなんか
すべての年齢の人が対象になるもんね 「子供がつこうた」で許されるのはどこまでかの線引きとかな 法的思考力を養うには、なかなかに為になった番組だった。 ネット環境あるならNHK受信料支払う義務がある みたいなのどうなのか
法律の専門家に聞いてみたいですな >>48 契約する義務はあるけど 受信料に関しては何一つ決められて無いよ
受信料の額も いつ払うのかもNHKが勝手に決めてるだけ >>48 すまん ネット環境のはNHKには何一つ権利ないわ 通信網の拡充のために金を持ってる層向けに努力義務として契約義務を付け しかも受信料については各人のプライドに依る程度のが元々の方向性 貴族から金をむしり取る感じ
ネットは日本では最初から民間で発展し 民間企業の営利目的によって発展した文化なので NHKは寧ろ金を払う立場
皆さま どうか私たちのプロパガンダをお許し下さい!と土下座して頼む立場なので 受信料とか馬鹿にするにも程がある
寝言は寝てる時だけ許されるんだぞ?クソカスが!と罵られても仕方ないレベルのうんこ💩 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています