1回2死から5回まで13者連続奪三振、8回まで完全投球
■ロッテ ー オリックス(10日・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手は10日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦に先発し、1回2死から5回まで日本新記録となる13者連続奪三振を記録するなど、球団記録を更新する18奪三振をマークした。日本記録の19まであと1とし、8回まで走者を1人も許さないパーフェクト投球を続けている。

 佐々木朗は1回2死、吉田正から空振り三振を奪うと波に乗った。最速164キロの直球と140キロ台のフォークを中心に、面白いように三振を奪っていった。4回2死までに9つの三振を並べ、これまでの日本記録へ64年ぶりに並ぶと、続く吉田正から再び空振り三振を奪って日本新記録とした。

 その後も5回にラベロ、福田、西村から三振を奪い、記録は「13」まで伸びた。6回先頭の紅林に中飛を上げられ記録はストップしたものの、2死後宜保からこの試合14個目の奪三振。さらに7回2死、吉田正から15個目の三振を見逃しで奪った。

 ゲーム奪三振のロッテ球団記録は、村田兆治が79年6月8日の近鉄戦で記録した「16」だった。日本記録は野田浩司(オリックス)が95年4月21日のロッテ戦で奪った「19」。

(Full-Count編集部)10日・ZOZOマリン
https://full-count.jp/2022/04/10/post1204810/