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お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(56)が5日深夜、TBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1・0)に出演。性行為強要疑惑の映画監督の園子温氏(60)にダメ出し≠オた。

太田は園氏と2018年公開のオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」で監督を務めた間柄で、ラジオ番組でも共演。太田は同作の打ち上げなどで園氏に「お前の映画は実験映画だ。評価されているのは女優さんのおかげだって」と話したと明かした。

さらに「(疑惑を)記事で読んだ限りだけど、その女優さんを大事にしなきゃダメだろって。俺は前から言ってきた。お前の才能はゼロなんだと。お前の一番大事なものじゃなかったのか? 映画って。それを下心の道具に使ったんだろ、お前は。そういうことだろ? あいつがクソ野郎だった」と映画のタイトルにかけて批判した。

太田は、園氏が自身の作品について「日本には分かる人はいないって言ってたんだよ、俺に」と続けた。「それはお前の独りよがりだって言ったんだよ。映画は役者、スタッフも含めた総合芸術で、黒澤明監督にしても、日本の役者を使って外国から評価されてんだよ。お前みたいなヤツが一番ダメなんだって言った。これからはアメリカだとか言ってさ。出た出た。すぐアメリカに逃げるヤツ。あいつこそ、ウィル・スミスに殴られればいいんだよ」と米アカデミー賞の騒動を引き合いにした。

「お前にとって一番大事なものは何なんだよ。それをナンパの道具に使うんじゃない。そこ(映画)は神聖なものであったんじゃないのかって。女性を口説こうが何しようが俺には関係ないけど、バカだなあ、ホントに」とあきれ口調に。園氏の作品「愛のむきだし」に重ねて「本当の愛を探せといいたい。ほかのものをむきだしたらダメなんだよ。あんだけ偉そうに映画を語っておいてさ。俺も聖人君子じゃないけど、少なくてもカッコ悪いなとは思う」とノンストップでまくしたてた。