全国の大学生・大学院生を対象に次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「第2回学生アナウンス大賞」の最終審査と表彰式がこのほど、フジテレビ(東京都港区)で行われ、1300人以上の中から中央大学2年の成實陽菜(なるみ・ひな)さんがグランプリに輝いた。成實さんは「私の憧れである三田友梨佳アナウンサーのように、明るく楽しい情報を自分の声で届けられる、そんなすてきなアナウンサーになりたいと思います!」とコメントした。

成實さんは副賞として、生放送の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)の学生リポーター就任と、女性ファッション誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)の誌面出演、同局が運営するアナウンストレーニング講座「アナトレ」受講権、ウェブサイト「モデルプレス」の出演権が贈られた。

めざまし学生リポーター就任については「初めてのことばかりで、不手際があるかもしれないですが、皆さんにたくさん情報を届けられたらと思います」と語った。

CanCam賞に同志社大学2年の友廣南実(ともひろ・みなみ)さん、フジテレビアナトレ賞に、友廣さんと明治大学1年の岩崎陽(よう)さん、モデルプレス賞に同志社女子大学2年の瀧口麻衣さんが選ばれた。

「学生アナウンス大賞」は全国の大学生にアナウンサーを目指すきっかけを与えるため、昨年発足したコンテスト。「アナトレ」が全面協力し、アナウンサーの仕事に触れる機会を全国の大学生に提供する。今回は1300人以上のエントリーがあり、書類審査、オンラインのグループ面談、カメラテスト、最終スピーチをへてグランプリが決定した。

この日はMCとして、同局の藤本万梨乃アナウンサーも出席した。

毎日キレイ2022年03月31日
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