AFP通信などによると、イラン北東部マシャドで29日に行われたサッカーワールドカップ(W杯)アジア最終予選の対レバノン戦で、チケット購入済みの女性客約2000人がスタジアムへの入場を拒否された。

 イランでは女性のサッカー観戦が2019年に解禁されている。抗議する女性に対し、催涙スプレーがまかれた可能性があり、ライシ大統領は30日、内務省に調査を命じた。

 入場拒否に対する批判の高まりを受け、地元自治体首長は国営テレビで「多くの人が入場できなかったことに謝罪する」と表明。
司法当局者はラジオで「お粗末な運営」と非難した。

 イラン代表選手も「女性が競技場に来たとして、何か(問題)が起きるとは思わない」と語った。 

時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/69543d34a15b792d470b471ec56cb9e2a1c90fb1