3/29(火) 8:43配信
スポーツ報知

 29日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、27日(日本時間28日)に米ロサンゼルスで行われた第94回米アカデミー賞の授賞式で俳優のウィル・スミスが、プレゼンターとして出席したコメディアンのクリス・ロックを壇上で平手打ちする前代未聞のハプニングが起こったことを特集した。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は「僕も同じ立場だったら殴ってやりたくなるんですけどね」とまず発言。

 「だって、(スミスの妻は)病気なんでしょ。本人悩んでいるはずで夫婦でそれを共有していたと思うから、それをあの公然の場でジョークにされてしまうというのは。僕はウィル・スミスの立場だったら許せないし、だけど、殴りはしないかな」と続けていた。

 長編ドキュメンタリー賞を発表するために登壇したロックは、スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪形をからかうようなジョークを披露。直後、スミスはステージに上がるとロックにつかつかと歩み寄り、左頬に“強烈ビンタ”をかまし、放送禁止用語を交えて怒りを爆発させた。突然の出来事に、テレビ中継が一時途切れる事態に。米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨年夏から短髪にしている。

 その後、スミスは「ドリームプラン」で主演男優賞を獲得し、再びステージに登壇。「本当に名誉なこと」と初オスカーの喜びを語ると同時に「皆さんに謝罪しなければなりません。無礼なことを言われても耐えなければならなかった」と涙ながらに騒動を謝罪した。

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