SAWADASAWADY 2022.3.27 11:30 TOPIC | TV/MOVIE
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キアヌ・リーブス主演のアクション映画『スピード』(1994)のヒロイン役で一躍名を知らしめたサンドラ・ブロックは、続編『スピード2』(1997)に出演したことを今でも強く後悔しているようだ。最新の取材で、作品のファンだったというインタビュアーに対し、サンドラが取った反応がその後悔を大きく物語っている。

『スピード2』は、前作の大ヒットを受けて製作されたものの、主演のキアヌ・リーブスが続投しなかったことが大きな要因の1つとなり、興行・批評の面で失敗に終わってしまった。このたび最新作『ザ・ロストシティ』のプロモーションで、米TooFabのインタビューに応じたサンドラは、過去の出演作で恥ずかしい思いをしたプロジェクトを訊かれるや、「誰も近寄らない所へ寄ったのが私です。今でも出演したことが恥ずかしいです」と話し、次のように続けている。

「その作品は『スピード2』と呼ばれています。私はこれまでも遠慮なく言ってきましたけれど。意味がわかりませんし、ボートが遅いし。島へゆっくりと進んでいくんです。」

サンドラの説明の通り、『スピード2』は暴走バスでのパニックアクションを描いた前作から舞台が豪華客船へと変更された。ここでインタビュアーからは「私は10代の頃に楽しめましたよ」とポジティブな反応が。するとサンドラは「あなたはハイだったんですか?」とジョークで返事。しかし、「12歳でした」と真面目な答えが飛んでくると、サンドラは「やっぱりハイだったんですね」と自虐的に返すだけで、決してお礼を口にはしないのだった……。

ところで、『スピード2』に続投しなかったキアヌ・リーブスは、その理由について2021年12月に口を開いている。いわく、「脚本に共鳴できなかった」のだという。もっとも、キアヌは「サンドラとは本当にまた共演したかったんです」とも語っており、やむを得ない惜しい事情があったことを明かしていた。ちなみに、2作品でメガホンを取ったヤン・デ・ボン監督は、『スピード』第3作の可能性について訊かれた際に、「物語次第だと思います」と答えていたが、これを耳にしたサンドラはどう反応するだろうか。