レアル・マドリードが、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(21)獲得に向けて本格的に動きだすと、スペイン紙マルカが16日に報じた。

もともとRマドリードはハーランドに対する興味を示していた。その上でクラブ首脳陣が現在の経済状況やチーム状況、今後10年間で欧州サッカー界に与える影響力を分析した結果、今夏の獲得に踏み切る決断をしたという。

契約にかかる約1億3000万ユーロ(約169億円)と、6年分の年俸を加えると総額で3億5000万ユーロ(約455億円)に達する可能性もある。

Rマドリードは費用を捻出するため、重要な戦力とはみられていないアザール、セバージョス、ヨビッチらの売却を検討中。加えてベール、マルセロ、イスコの契約も今年6月30日で満了する。

加入濃厚とみられているパリ・サンジェルマンFWエムバペにかかる費用を差し引いても、財政面に余裕をもたらせることができるもようだ。

現在、ハーランド獲得のライバルとしてマンチェスター・シティーとバルセロナが挙がっている。最終的にはハーランドの父親がかつて所属していたマンチェスターCとの一騎打ちになると見られており、今後3〜4週間のうちに全てが決まる可能性があるという。(高橋智行通信員)

日刊スポーツ 3/17(木) 0:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b539e48bb46e4ec235613e0143d44d2338697a