3/14(月) 13:55配信
スポーツ報知

 PRIDEやリングスで活躍した総合格闘家の山本宜久(51)が14日までに自身のYouTubeを更新。ステージ4の大腸がんで闘病していたことを告白した。

 山本は痩せたサングラス姿で「私、山本宜久は大腸がんです。ステージ4です。末期がんです」と告白。腹部の調子が悪く精密検査を受けたところ、がんが見つかったという。リンパや肝臓への転移も見つかったという。医師に5年生存率は「18・8%」と告げられたという。

 しかし、「生きたい」「誰にも相談できない…自分1人で解決しなきゃいけないと思いました。後ろ向きに考えると免疫力が落ちるので、前向きに考えることにしました」と当時の気持ちを吐露。放射線治療でがん細胞を小さくして手術して取り除く治療を開始。放射線治療は「めまい、吐き気、じんましん、嘔吐」などの副反応が出現。「このままだと放射線治療で廃人になってしまう」と感じたこともあったという。さらに、手術したとしても「完治は難しいかもしれませんね」と医師に言われたことをきっかけに翌日、「強引に退院」。

 その後、がん関連の本で読んだ方法を試した。低速ジューサーで一日2キロ分の野菜をジュースにして飲むことを7年間続けたという。その後、精密検査を受けたところ、「不思議なことが起こってました。がん細胞が消えてました。転移も見つかりません」「がんに打ち勝ったのです」「今回は運も奇跡も全部味方にしました」と驚きの体験を報告。

 治療中は「孤独との戦いでした。誰にもしゃべらないで自分1人で抱え込みました」という。しかし、「もう1度あのリングに戻りたい、試合がしたいと思いました。その一心で、治療に励みました」「どれだけ嬉しかったことか。どれだけガッツポーズしたことか」などと話した。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/50511414af537fdeeb10ffdeaf0ff4bae8982159