3/11(金) 16:29
東スポWeb

ロシアが小児、産科病院空爆にクリチコ弟怒り「これがプーチンの特殊作戦」

　ロシアの侵攻から母国・ウクライナを守るため前線で戦う元世界ヘビー級３団体統一のウラジミール・クリチコ氏が、ロシア軍、そしてプーチン大統領の残虐行為を非難した。

　ウクライナ政府によると、ロシア軍に包囲されている南部のマリウポリでロシア軍が子供、産科病院を空爆し破壊し、多くの子供や妊婦が被害を受けた。兄でキエフ市長のビタリ氏とともに、ウクライナの惨状を世界に訴えるウラジミール氏は１０日、ツイッターを更新。「私は本当に心が痛い。戦争で最初に犠牲になるのは真実だとよく言われる。しかし、最も耐えがたい犠牲者は子どもたちだ。子どもたちは今、家庭や亡命先で何十人も亡くなっている」と訴えた。

　ウラジミール氏は、破壊された病院や、フィルターにかけてはいるが、子どもが犠牲になったことがわかる画像を投稿。「この画像を見てください。プーチンのいわば『特殊作戦』の具体的でリアルな成果です。子どもたちを攻撃することは、生命を攻撃することであり、文明そのものを攻撃すること。このような映像をこれ以上見たくなければ、目をそらしてはいけない。『プーチンの戦争を今すぐ止めなければならない』」と口調を強めた。

　世界最強兄弟の戦いは、まだ終わりそうにない。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5182b25a586013278fbaebe76e981d6606567e38