労使交渉のもつれにより、ロックアウトが長期化しているメジャーリーグ。スプリングトレーニングは始まらず、各球団の補強戦略も停滞。そんな中、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」では、ロックアウト後の各球団の補強に着目。球界を揺るがす大型トレード案を提示し、大谷翔平投手の在籍するエンゼルスはレッズのエースであるルイス・カスティーヨ投手の獲得を勧めている。

記事ではエンゼルスの現状の課題について「明らかにエースが欠けている」と指摘。このオフにノア・シンダーガード投手とマイケル・ローレンゼン投手を補強し「アグレッシブに行動した」とするものの、それでもまだ物足りず、大谷と並ぶ大黒柱となれる投手を獲得すべきだとしている。

 そのトレード相手として傘下のマイナーリーグでプレーする若手有望株3人を提案。エンゼルスのプロスペクトの中で最高の守備的選手とされるジョーディン・アダムス外野手をはじめ、デンザー・グスマン内野手、デービス・ダニエル投手を挙げ「これらの選手は、レッズの興味を引くのに十分なはずだ」としている。

 長らくプレーオフ進出から遠ざかっているエンゼルス。トラウトやレンドンが復帰する見込みの今季、プレーオフを狙えるだけの戦力を整えていくことはできるだろうか。

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