0001爆笑ゴリラ ★
2022/03/04(金) 07:01:00.94ID:CAP_USER9東スポWeb
ゴロフキン(左)とは仕切り直しの一戦となる(東スポWeb)
ブランクの影響は? WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36=帝拳)とIBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の王座統一戦が4月9日にさいたまスーパーアリーナで開催されることが発表された。村田は昨年12月の試合延期からの上積みを強調。周囲からも今回の仕切り直しは総じて「プラス材料」ととらえる声が多く、日本ボクシング史上最大のメガマッチへの期待が高まっている。
昨年12月29日に予定されていたゴロフキン戦は新型コロナウイルスの水際対策強化で延期となっていた中、待ち続けたビッグマッチがついに実現する。村田は大一番へ向けて「最終的にはすごくいい状態が作れてます。この延期という期間が私を高めてくれたと思いますし、ネガティブにはとらえていません」と意気込んだ。
試合が決まらない中で努力を重ねる日々は、肉体的にも精神的にも負担が大きかった。「これより先と言われたらもたなかった気がします」と偽らざる心情を明かしたが、延期がもたらしたプラス材料もある。
「一番大きかったのは準備期間として、年末ですとスパーリングの期間が短かったので。その期間が十分に取れたのは一番大きかったですね」
3か月以上も対策を練る期間が増えたことで、当初よりもファイトプランが固まったという。
帝拳ジムの本田明彦会長も「(ここまでの準備は)大変だったと思う。ただ、いい時間だったんじゃないかと期待している」と技術面の進化を証言。国内の注目が集まりやすい年末ビッグマッチではなくなったものの、ここへ来てゴロフキンは9月にスーパーミドル級4団体統一王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス(31=メキシコ)との3度目の対戦に臨むことが報じられた。本田会長が「なおさら価値が上がる」と語るように、世界的な注目度はより高まっている。
懸念材料があるとすれば、2019年12月以来の試合となる村田のブランクが約2年4か月にまで延びてしまったことだ。しかし、帝拳ジムの先輩で元世界ランカーの亀海喜寛氏(ボクシング解説者)は「コメントを見ても気持ちは切れていないのかなと。ブランクは長くなってますが、キャリアもあるし、そこまで問題ないのでは」と太鼓判を押す。実戦による消耗がなく、経験の豊かな村田にとって準備期間が増えた今回の延期は「間違いなくプラスだと思います」と断言した。
一方で、亀海氏はカネロ戦を見据えるゴロフキンについては「なおさら負けられないと集中しているでしょう」と分析した上で「ゴロフキンのパンチ力は別格ですけど、序盤で村田選手のいいボディーが入れば面白いと思います。ベストな相手との打ち合いが見たいですし、その上で日本ボクシング史上最大の勝利を期待したい」と胸を膨らませた。
仕切り直しとなった「世紀の一戦」へ、期待は高まるばかりだ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/d03124bc220b75c5d0ad8c3d70eafb3779e690cd