0001征夷大将軍 ★
2022/02/28(月) 14:09:30.24ID:CAP_USER9https://urbanlife.tokyo/post/74374/
■福山雅治が准教授を務めた!? 海にまつわる国立大学
例えば、2007年に放送された福山雅治主演の人気月9ドラマ「ガリレオ」では、主人公・湯川学が大学の准教授という役柄であることから、大学がロケ地として活躍。湯川が務めているのは、作中では「帝都大学理工学部物理学科」とされていますが、実際のロケ地として主に使用されたのは、京都大学(京都市)と、東京海洋大学越中島キャンパス(東京都江東区)です。
堂々とした威厳のあるキャンパスは、学校を舞台にしたドラマや映画のロケ地として最適。「ガリレオ」のほかにも「野ブタ。をプロデュース」(2005年)、「ハチミツとクローバー」(2008年)、「すべてがFになる」(2014年)などの撮影にも使われました。
■「逃げ恥」みくりの出身大学は品川区に
2021年、星野源・新垣結衣の主演同士の結婚が話題となった「逃げ恥」こと「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年)。最終回の視聴率※が33.1% と驚異的な数字をたたき出した人気ドラマですが、ここでも、大学がロケ地として使われました。
それが東京都品川区にある、立正大学。ドラマ第4話、ガッキー演じる森山みくりが、大学時代を回想するシーンで使われたのがこの大学です。当時、ドラマを見ていた立正大学の学生は、さぞ驚いたことでしょう。
立正大学は、山手線の駅からほど近い立地を生かした都市型キャンパス。第16代の学長を務めたのは、第55代内閣総理大臣の石橋湛山。その業績を讃えて設立した、石橋湛山記念講堂は見所の一つになっています。
また、立正大学は、阿部寛と仲間由紀恵のコンビが超常現象に隠されたトリックを解決していくミステリードラマ「TRICK」(第1シリーズ:2000年)にも登場。阿部寛演じる上田次郎は日本科学技術大学物理学教授として描かれますが、実はその日本科学技術大学とは、立正大学品川キャンパスを舞台にしていたのでした。
「逃げ恥」のガッキーが学んでいたのは心理学、「TRICK」の阿部寛が教鞭をとっていたのは物理学。キャンパス内を歩きながら、2人がどんな学生、どんな先生だったのか、想像してみるのも楽しいですね。
■ロケ地として大人気、八王子の2大学
2021年4月15日発売のAERAムック「大学ランキング2022」(朝日新聞出版)では、テレビドラマ・映画のロケ地として使用された大学のランキングを発表。1位に選ばれたのは埼玉県立大学(埼玉県越谷市)、続いて、2位が東京工科大学(東京都八王子市)、3位が東京都立大学(同)となりました。
埼玉県立大学は、全面ガラス張りという美しいデザインの校舎が定番のロケ地となっています。グッドデザイン賞も受賞しており、「相棒 season17」(2018年)や「大恋愛?僕を忘れる君と」(2018年)などで使われました。
2位と3位にランクインしたのは、ともに東京都八王子市に本部を構える大学です。
2位の東京工科大学八王子キャンパスは、東京ドーム8個分にもなる広大な敷地に各施設が美しくレイアウトされています。一度見たら忘れられない、まるで大きな庭のようなキャンパス。
妻夫木聡が主演を務めた「ブラックジャックによろしく」(2003年)や、杉咲花・平野紫耀(King & Prince)の「花のち晴れ ?花男Next Season?」(2018年)といったテレビドラマや、菅田将暉・土屋太鳳のダブル主演で公開された「となりの怪物くん」(2018年)などの映画、アーティストのミュージックビデオや数々のCMにも使われ、“誰もが一度は見たことがある大学”と言っても過言ではありません。
3位にランクインした東京都立大学は、八王子にある公立大学。2020年に「首都大学東京」から名称変更したため、旧名称の方がなじみがあるという方も多いかもしれません。
月9のロケ地として有名で、国民的人気ドラマとなった「花より男子」(2005年)や「クロサギ」(2006年)、「プロポーズ大作戦」(2007年)、「失恋ショコラティエ」(2014年)など、挙げ始めたらキリがないほど、定番中の定番となっています。
大学の入り口には高さ40メートルの時計塔があり、街のシンボルにもなっています。欧州を思わせる広場や建物群、おしゃれなアーケードなど、大学のキャンパス内にいることを思わず忘れてしまいそう。
ドラマや映画の人気シーンを思い出すもよし、のんびり散歩を楽しむもよし、各施設の歴史探訪をしてもよし。在学生でなくとも、誰でも自由に出入りできるのが大学の良いところ。たまには、アカデミックに、ロケ地巡りをしてみてはいかがでしょうか。
(一部略)