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スポニチアネックス
 
 プロボクシングを統括する主要4団体であるWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)は26日(日本時間27日)、ウクライナへの軍事侵攻を非難し、ロシアでのボクシング活動を認めない共同声明を発表した。

 WBAヒルベルト・メンドーサ会長、WBCマウリシオ・スライマン会長、IBFダリル・ピープルズ会長、WBOフランシスコ・バルカルセル会長の4者の名で「私たちの組織はロシアでのボクシングのタイトル戦の承認をしないことを決定しました。この戦争がウクライナでのボクシングを止めたように、私たちの組織は状況をさらに評価するまでロシアでの戦いを承認することはありません」とし、「神がすべての人を祝福し、私たちの世界に平和をもたらしますように」と願いを込めた。

 各団体はそれぞれ前日までにロシアでのボクシング活動の停止やロシア選手のランキング除外などの措置を打ち出していたが、主要4団体の足並みをそろえ、共同声明を出したことで、ロシア国内での世界戦、地域タイトル戦開催はできない状況になった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea1d5261faebe6cf61f1ed107d2412174d20c44