2/22(火) 10:37配信
スポーツ報知

 22日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月〜金曜・午前8時)では、橋幸夫、舟木一夫とともに「御三家」と称され、人気を集めた歌手で俳優の西郷輝彦(本名・今川盛揮=いまがわ・せいき)さんが20日、前立腺がんのため、都内の病院で75歳で死去したことを報じた。

 コメンテーターで出演のタレント・武井壮は西郷さんが日本では未承認の最先端医療を受けるために豪州で治療していたことについて、「私の父も西郷さんと同世代で3度の手術をして。がんの闘病中でございまして」と明かすと、「どんな治療が今後、有効なのかという観点からも西郷さんのニュースとか治療の動画も見たことがあって。どういう治療が世界中にあって、どういうものを選べば、治癒する方向に向かうのかを僕も今、たくさんの情報を探して、なんとか父が元気にならないかということに向き合っているんですけど、感じるのは、これだけ(西郷さんのように)調べて動いても、まだどれが本当にいいのか分からない状況で。いろいろな治療法があったりするんですけど、医療がこれだけ発達した中でもそれが見つからないというのが歯がゆい」と話した。

 その上で「本人の人生が悔いなく終わるのにどうしたらいいかというのを今後も引き続き考えながら行動していきたいなと思いました」と続けていた。

 西郷さんは「星のフラメンコ」など数々のヒット曲で一世を風靡(ふうび)し、俳優としてもTBS系ドラマ「江戸を斬る」などで活躍した。2011年に前立腺がんと診断され、オーストラリアで日本未承認の治療を受けるなど、仕事復帰を目指していた。

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