2022/02/21 06:30

20日に放送されたフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・0)は日本選手の北京冬季五輪での挑戦を特集。その中でノルディックスキー・ジャンプの混合団体で着用していたスーツがサイズ規定違反とされた後、号泣していた高梨沙羅(25)=クラレ=に励ましの声を掛けた外国人女性の正体を伝えた。

混合団体の1本目のジャンプ後、失格を知った高梨はしゃがみこんで号泣。うずくまりながら泣いていると1人の外国人女性が声を掛け、持っていたティッシュを手渡して励ます姿が話題となっていた。
番組ではこの人物が何者かを調査し、ドイツチームの理学療法士テレジア・シュスター氏であることが判明。シュスター氏は「取材を受ける立場じゃない」と番組のインタビューを拒否したが、代わりにメッセージを寄せた。

高梨を励ました経緯について「あの日、選手のケアのために出入り口に立っていると、彼女がそこにいたのです。選手たちは皆、競技のために毎日精いっぱい戦っているので、誰かが泣いているのを見ると胸が張り裂けそうになります。
私は理学療法士として当然のことをしただけです」と説明。最後は「私たちは沙羅が一日でも早く回復して元気になることを願っています」と結んでいた。

https://www.sanspo.com/article/20220221-C6GLWO2NJVFXLDPNCOSUMK4ORE/