2/18(金) 8:35配信
デイリースポーツ

 19年7月に遠征先のホテルでエンゼルスのタイラー・スカッグス投手(享年27)が急死した裁判で薬物を提供した疑いがもたれていた元球団広報部長エリク・ケイ被告に有罪判決が言い渡された。17日(日本時間18日)、米スポーツサイト「アスレチック」など、複数のメディアが伝えた。最終判決は6月28日で最低20年の懲役刑になるいう。

 スカッグス氏は19年7月1日に遠征地のテキサス州のホテルで薬物とアルコールを摂取後、吐しゃ物を気管に詰まらせて死亡。ケイ被告は合成オピオイドのフェンタニルの「提供」と「提供目的の所有」の2つの重罪で起訴された。

 8日間の審理ではスカッグス氏の元同僚で現役メジャーリーガーのマット・ハービーら5選手が証人として出廷。ハービーはスカッグス氏と同じように自身も同被告から薬物の提供を受け、使用していたことだけでなく、独自で入手した半合成麻薬のオキシコドンを含む鎮痛剤パーコセットの錠剤をスカッグス氏に渡していたこと、さらにはコカイン常習の過去も明かした。他の4選手も同被告からオキシコドンを購入したと証言し、“大リーグの闇”として物議を醸した。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220218-00000037-dal-000-2-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fec3665ea19c272589d256613c23cbcfe395de3