2/17(木) 15:34配信
スポニチアネックス

 タレント薬丸裕英(55)が17日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜前11・55)に生出演。昨年12月のドーピング違反が発覚しながら北京五輪出場継続が認められ、フィギュアスケート女子SPで1位となったカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)についてコメントした。

 15日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、ワリエワからは禁止薬物トリメタジジン以外に、禁止物質ではないものの、心臓疾患の治療に使用される「ハイポキセン」「L―カルニチン」も検出されたことが明らかになった。

 また、ワリエワのドーピング疑惑に関してスポーツ仲裁裁判所(CAS)が14日、暫定資格停止処分の解除を不服とする国際オリンピック委員会(IOC)などからの提訴を却下。「例外的な状況」で処分解除は妥当と裁定した。裁定は五輪出場の可否のみで、昨年12月のドーピング違反を否定したわけではない。ワリエワがROCの金メダルに貢献した団体戦の取り扱いも別の手続きとなり、IOCは今大会中にメダル授与式は行わないと発表。今後の処分も考慮し、個人戦でワリエワがメダルの対象となった場合も表彰式は実施しないとした。

 薬丸は「ここのオリンピックに向けて4年すごい努力をして、色んなことに時間を費やして、ここに向けて来ている選手の人たちがたくさんいるわけじゃないですか」とコメント。ワリエワが3位以内に入った場合にIOCは授与式を延期すると発表していることにも触れ、「選ばれなかった選手もいる、そのなかで彼女は疑惑があって滑って、表彰式はありません。これって他の選手に多大な影響を与えているわけじゃないですか?これをよしとすることが僕には理解できない」と私見を述べた。

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