2/17(木) 15:00配信
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NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の出演が決定した尾上松也 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の小栗旬が北条義時役で主演を務める、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第五次出演者発表が17日、公式ツイッターなどで行われ、歌舞伎俳優の尾上松也が、後白河(西田敏行)の孫で、文武に秀でた偉大なる帝王・後鳥羽上皇役で出演することがわかった。

 『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の『新選組!』、2016年の『真田丸』に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜氏が務めている。義兄でもある鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学んだ二代目執権・北条義時(小栗)を主人公に、武士の世を盤石にした彼が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。

 尾上は、後鳥羽上皇の役柄について「今回の物語では、後鳥羽上皇は義時に対しての最後のボス『ラスボス』と言っても過言ではないと思っております。義時に対して挙兵しまして、最終的には敗北してしまうわけですけれども、最後の大きな壁として義時に立ちふさがり、そして後鳥羽上皇を超えて義時が君主として世を治めていくということになります。物語の中ではとても重要な役どころと思っておりますので、これからどんどん役を掘り下げて深めていきたいと思っております」と気合い十分。

 オファーを受けたときは「小栗さんが主演されると聞いたとき、ふだんから仲良くさせていただいている身として非常にうれしくて、ドラマを楽しみにしていたところもあります。ちょうど小栗さんの出演が決まったときに、たまたま電話でお話しさせていただく機会があり『一緒にやりたいね』なんて話もしていました。でも、13人の中に私の名前はなく、正直憤りを感じていたわけですが(笑)。まさか最後の最後に後鳥羽上皇としてお話をいただけるとは思ってもいなかったので、非常にうれしかったです」と小栗との共演を喜ぶ、

 そして「今回の楽しみは何といっても、三谷幸喜さんの脚本ということで、いつもと違う切り口で義時を描いていらっしゃると思います。個人的に仲良くさせていただいている役者さんもたくさんいらっしゃいますので、その一員になれたことはすごくうれしいですし、楽しみです。みなさんがどのように作品を盛り上げるのかというのをいち視聴者として楽しませてもらいながら、最終的には自分もその一員になれたらなと思っております」とコメントを寄せた。

  第五次出演者発表は16日も行われ、坂口健太郎(北条泰時役)、瀬戸康史(北条時房役)、堀田真由(義時の妻・比奈役)の出演が、きょう17日は市原隼人(八田知家役)、柿澤勇人(源実朝役)の出演が発表されている。

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