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ショートトラック・菊池悠希 現役引退の意向を表明 菊池5姉妹の三女
◇北京五輪第13日 シュートトラック女子1500メートル（2022年2月16日）
ショートトラック日本代表で、北京五輪に出場していた菊池悠希（31＝ANA）が16日、現役引退の意向を表明した。
最終レースとなった16日の女子1500メートルでは、準々決勝5組で登場し、2分22秒192で4位に終わり、準決勝進出はならず。「積極的なレースをした結果。満足した五輪ではなかったが、やれることはやった」とレース内容については納得した菊池悠だが、今大会については「最後までいい感覚をつかめずに終わってしまった。この悔しい思いを人生にどう生かしていくかは自分の行動次第」と語り、今後については「これで引退するけど、何歳になっても努力して挑戦して、自分自身を成長させられる人間でありたい」と、第一線から退くことを明言した。今後は指導者への道を模索しているという。
菊池悠は、今大会は混合リレー、女子1000メートル、同1500メートルに出場したが、いずれも決勝進出ならず。特に強化してきた混合リレーではメダルを狙ったものの予選敗退し、涙する姿があった。
菊池悠は、スケート界では有名な菊池5姉妹の三女。今大会に出場している菊池純礼（26＝富士急行）は妹で五女で、姉の彩花は18年平昌五輪のスピードスケート女子団体追い抜き（パシュート）で金メダルを獲得している。
◇菊池 悠希（きくち・ゆうき）17年全日本選手権で総合優勝。18年平昌冬季五輪代表。菊池純は妹。立大出、ANA。31歳。長野県出身。
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