◆北京冬季五輪 ▽カーリング女子 (15日・国家水泳センター)

 女子の1次リーグ(L)が行われ、世界ランク7位の日本代表で、18年平昌五輪銅メダルの日本代表ロコ・ソラーレは、世界ランク8位の英国に4―10で敗れ、今大会初の連敗を喫した。通算4勝3敗。

 第1、3E(エンド)に3点ずつ許す苦しい展開。3―7で迎えた第6Eには、差を詰めるチャンス到来となったが、スキップ・藤沢五月のラストショットが、氷上にあった小さなゴミに引っかかり突然失速。1点にとどまり、さらに劣勢に追いこまれ、第9Eでコンシード(自ら負けを認める)した。

 藤沢は6E目のラストショットについて、「(氷上に落ちるゴミとして)一番多いのは髪の毛。横のボードがクッションになっていて、そのカスが結構落ちていることもある。アジア系の人なら髪の毛が黒で(氷上でも)見えるんですけど、金髪の方だと髪の毛が見えづらかったりする」と説明。

「ただのバッドラックだった。こういう時は、みんなで氷の上でもそうですし、氷の外でも、やっぱグッドラックを自分たちから(しようと)。ゴミ拾うとか、そういうことを少しでもして、運を持ってくるようにした方が、大事な氷の上でもきっと運が来る。そういう行動したいねと話している」と語った。

 過去の結果を見ると、出場国が10チームになった2002年ソルトレークシティー大会以降、男女ともに1次リーグで6勝以上したチームは必ず準決勝に進出している。02年大会、14年ソチ大会、18年平昌大会は5勝4敗が突破ラインだった。16日の世界ランク6位米国戦が準決勝進出に向け、大一番となりそうだ。

スポーツ報知 2/15(火) 18:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/da32c4845cb11b941d59cf99ae1283d63ce662c1