https://news.yahoo.co.jp/articles/681375e3e2ad3129fa055d47634d3af90189e2bb

北京オリンピックフィギュアスケート男子で4位だった羽生結弦(27=ANA)が14日、北京市内で記者会見を行った。

羽生は8日のショートプログラム(SP)で、冒頭の4回転サルコーの踏み切り時にブレードが穴にはまって1回転となるミスが出て8位発進。10日のフリーでは惜しくも転倒したが、前人未到の4回転アクセルに挑み、世界で初めて認定された。

会見では中国メディアからファンへのメッセージと、最後の五輪になるのかと聞かれた。翻訳機械がうまくいかず、会場にいた報道陣に中国語から日本語に訳してもらい、「ありがとうございます。助かります」と感謝してから、話し始めた。

「この五輪が最後かと聞かれたらちょっと分からないです、えへへ。やっぱり、五輪をやってみて、五輪は特別だと思いましたし、何より、ケガしても立ち上がって挑戦するべき舞台は、スケーターとしてそんなところは他にはない。幸せな気持ちになっていた」。

「2万件のメッセージや手紙をいただいたり、今回はボランティアさんも歓迎してくれて、中国のファンの方も含めて歓迎してくださったのを感じてて、そういう中で演技をするのは幸せだと思って今回滑りました。なんか、本当にそんなスケーター、そんな簡単にいないよなと思いますし、羽生結弦で良かったなと思いました」。

この記者会見はフリー後に報道各社からの取材要請が殺到したためで、メディア対応が1度にまとめられた。