2/14(月) 5:15配信
東スポWeb

巨人・阿部コーチ(右)は、今季から「チーフ」として守備面の強化を託されている(東スポWeb)

 いざ、V奪回へ――。昨季のリーグ3位から逆襲を期す巨人にとって、チーム再建の肝が正捕手不在の扇の要だ。その捕手陣の底上げへ、新たに重責を託されたのが阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(42)。現状の捕手陣をどう分析し、いかにバッテリー部門を改革していくのか。第2の阿部慎之助≠生み出せるのか…。単独インタビューに応じた元最強捕手が赤裸々に語った。


 ――どんな捕手陣を目指したいか

 阿部コーチ(以下、阿部)まずはレギュラーの奪い合いをしてもらいたいな。やっぱり捕手が120試合とか100試合以上出てるところはだいたい勝てる。それだけ場数を踏んでいたら、信頼感や安心感も出てくる。それを投手陣に与えてくれたらいいと思いますね。

 ――昨季はメインが大城で小林、岸田の3選手だった。上積みが必要なところは

 阿部 まず、小林は危機感を持ってやってほしい。守備面で高い能力はあるけど(2年連続打率1割未満では)厳しいですよね。7人攻撃になってしまうから。やっぱり打撃を何とかしないとダメ。最低でも2割5分。彼はもっとやれると思っているよ。

 ――大城は昨季初の2桁本塁打をマーク

 阿部 もうちょっとタフになってほしいな。体力的にも精神的にも。20発ぐらいは打ってほしいね。それぐらいの素質は持っていると思う。

 ――岸田はどうか

 阿部 もともと練習の姿勢はすごい。「今年チャンスを逃したら、もうないぞ」という自覚が出てきたのかな。そう思って投手と接したり、ブルペンでもやっているのかなと見えますよね。

 ――ディフェンスチーフとして変えたい点

 阿部 例えばミーティングの仕方だったり、準備の仕方を変えてみようかなと思った。今までも(ミーティングそのものは)やってきているけど、もっと復習する時間を作らないとダメかなと。

 ――試合後の振り返りが重要だと

 阿部 そう。もうバッテリーには伝えました。「勝ったら、その日にやろう。負けたら翌日にやろう」と。なぜかと言うと、勝ったら投手は「聴く耳」を持つから。負けると悔しいだろうし、カッカしているし、本人も家で「ああしておけば、こうしておけば良かった」と考えるから。それは「徹底事項で」と伝えました。

 ――鉄は熱いうちに打てばいいわけでもない

※全文はソースで
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