2/12(土) 12:36配信
中日スポーツ

カミラ・ワリエワ(AP)

 北京五輪のフィギュアスケート女子の有力選手で、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)のドーピング違反を巡って、一時的な資格停止処分が解除された問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は11日、国際オリンピック委員会(IOC)と世界反ドーピング機関(WADA)からあった不服の申し立てを受理したと発表した。

 ワリエワについては昨年12月のドーピング検査で血流を促進させるなどの作用がある禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応を示したことから、8日に予定されていた北京五輪・フィギュアスケート団体のメダル授与式が延期された。

 ロシア反ドーピング機関はワリエワに暫定の資格停止処分を科したが、選手からの異議申し立てを受け、処分を解除していた。申し立てが受理されたのは現地時間11日午後8時過ぎで、15日から始まる女子シングルの競技前にCASの裁定が下される見通しだ。

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