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スポニチアネックス

村上佳菜子 ワリエワの禁止薬物陽性疑惑に「どうして団体戦が終わった後だったのかなって…すごく疑問」

 プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子(27)が11日、フジテレビ「めざまし8」(月〜金曜前8・00)に出演。北京五輪フィギュアスケート団体のメダル授与式が中止になった件で、ロシア有力紙コメルサント(電子版)が、金メダルを獲得したロシア・オリンピック委員会(ROC)の女子選手カミラ・ワリエワ(15)がドーピング検査で陽性反応を示したと報じたことに言及した。

 検出されたのは禁止薬物のトリメタジジンで昨年12月か1月の欧州選手権の検査だったと報じられている。ワリエワは4回転ジャンプとトリプルアクセルを武器とし、女子シングルで金メダル最有力とされる「大会の顔」。9日の練習は欠席したが、10日は会場のサブリンクに姿を見せ、4回転サルコーや4回転―3回転の連続トーループなどを披露した。練習後は首を横に振りながら取材エリアを無言で通過した。

 村上は「12月にあった検査っていうのも抜き打ちで、きっと五輪のためにあったと思うんですけども、その結果が出るのがどうして団体戦が終わった後だったのかなっていうのがすごく疑問でもありますよね」と自身の思いを話した。

 狭心症や虚血性心疾患の治療に用いられるトリメタジジンは心臓への血液量を増加させることで心肺機能を上げる効果があり、競技力向上につながるため世界反ドーピング機関(WADA)が禁止物質に指定。競泳の孫楊(中国)らが資格停止処分を受けている。

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