2/8(火) 5:15配信
東スポWeb

楽天に新加入した西川遥輝「雰囲気はすごくいいですよ」(東スポWeb)

 秘めた思いはシーズンの活躍で晴らす――。楽天に新加入した西川遥輝外野手(29)が沖縄・金武町で行われている春季キャンプで精力的な動きを見せている。初日から若手らに走塁のアドバイスを行い、7日には全体練習後に1時間以上の特打を敢行。左中間方向を中心に鋭い当たりを連発した。昨季盗塁王に輝きながら日本ハムを「ノンテンダー」となり、新天地での再出発を余儀なくされたプロ12年生に古巣への思いも含めた現在の心境を聞いた。

 ――キャンプは第2クールに入った。新天地でのキャンプにはもう慣れた

 西川 そうですね。もうだいぶ慣れました。

 ――昨季も含めて盗塁王4回。楽天でも走塁、盗塁が期待されている

 西川 それはありがたいことですけど(キャンプでの)調整自体は例年と変わらないので。場所(古巣のキャンプ地・名護と楽天キャンプ地の金武町)もそんなに変わらないし、シーズン中の相手のマークも変わらないと思います。昨年も警戒されてないわけじゃないですからね(笑い)。その辺は同じです。

 ――日本ハムの選手として見ていた楽天と、チームの一員となっての印象は?

 西川 あまり違いはないと思います。ただ、雰囲気はすごくいいですよ。(日本ハムと比べて)どっちがというのはないんですけど、やりやすいというか。まだ(故障者を含め)交流していない方も何人かいらっしゃるので、そのへんは何とも言えないですけど。今のところ違和感みたいなものは全くないですね。

 ――楽天での練習量は日本ハム時代より増えている感じがする。今キャンプの課題は?

 西川 自分でやるべきことは分かっている。その辺に関して不安とかはないです。やるべきことをやっていけばという感じです。

 ――ところで昨オフは日本ハムからノンテンダーとなり、最終的に楽天入りした。古巣に対してはいろいろな思いがあると思うが、実際のところ今の心境は?

 西川 そこは何ていうか。皆さんが想像している以上に…何も思っていないですよ(笑い)。

 ――「何も思っていない」とは?

 西川 そのへん(ノンテンダーでの移籍)は、もう忘れたというか。日本ハムは「元いた球団」というだけで特別な感情はもうないです。だから例えば日本ハム戦で打とうとか、何かあったから悔しいとか、そういうのは本当になくて。楽天でもやることは同じですし。そのへんは対戦する他の球団への思いと一緒です。

 ――それでも、長年にわたって主力として活躍してきた。それが突然の移籍だった。元同僚や日本ハムの球団関係者の中には西川選手の楽天での動向を見守っている人も多い

 西川 日本ハムへの思いは特別ないですけど、やっぱり一緒にやってきた選手や後輩たちへの思いはあります。『どうしているのかな』とかは思います。最近あまり連絡はしていないですけど、そこはやっぱりありますよ。何人かの選手とは野球の話を中心にしてきましたけど、例えば(吉田)輝星なんかはあれだけいい球を投げているピッチャーなのになんで活躍できないんだろう、と。今も思ったりしますしね。やり方一つかなと思うので。そのへんは例えばロッテだったりホークスだったりの(仲のいい)選手たちとは思い入れは違いますよ。

 ――そんな古巣の選手や後輩への思いを糧に新天地で活躍したい気持ちは強い?

※全文はソースで
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