NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月〜土曜、午前8時)で5日、次週第15週の予告編が放送され、3人目のヒロインの“ひなた”を演じる川栄李奈が登場した。
ネット上では、すでに「心待ちにしていました」「楽しみです」といった期待の声が見受けられた。

「カムカム―」は昨年11月1日にスタート。
昭和・平成・令和の時代を股に掛けた100年に渡る3代の母子の物語だ。
朝ドラ史上初めて3人のヒロインが登場する。
1人目は上白石萌音、2人目が深津絵里、そして川栄が“トリ”を務める。

上白石と深津が演じたヒロインに通底しているのは、ほっこりとした雰囲気を醸し出しながらも、そこはかとなく漂う昭和の薄幸さだ。
その演技がドラマに深みや説得力をもたらせ、視聴者を惹きつける要因になっているように思う。
川栄は、ひなたについて「一生懸命頑張るけど、なかなかうまくいかない。背中を押してあげたくなるようなヒロイン」と説明。
子役のシーンを見ていると、これまでの2人以上に“お転婆”の印象が強いが、どう成長していくのか気になる。

「カムカム―」の初回平均世帯視聴率は16・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、昨年11月25日放送の第19話で17・2%を記録。
1月31日に放送された第63話では、番組最高を18・6%と更新した。
“中だるみ”しがちといわれる中盤で、初回から2%以上も上積みしてみせたのだ。
そして迎える終盤。盛り上がりが加速する中、“川栄ひなた”効果で20%に届くだろうか。

3人のヒロインの中で唯一、実生活で結婚し母親になった川栄。
「とと姉ちゃん」以来6年ぶりの朝ドラで、「関西弁に英語と、26年間で一番勉強しています」と意気込んでいる。
“リアルママ”が、どのように母子100年物語を締めくくるのか。重いバトンが10日、託される。

全文
http://news.yahoo.co.jp/articles/e10cd6f7a766631dc20d48e8a69d2bc7376b64b1

制作統括の同局・堀之内礼二郎チーフプロデューサーも会見に同席。
ヒロイン3人の共通点について「確実に言えるのはものすごくお芝居が素晴らしいこと」と力を込めた。
「100年の物語を描く覚悟を皆さん感じている」とし、「1人で(ヒロインを)演じるのはプレッシャーがかかるが、3人でやることのプレッシャーを感じてらっしゃる」と明かした。

川栄については、一昨年秋のヒロインオーディションが思い出されるという。
課題は「安子とひなたを両方演じる」というものだったとした。
若いときと年老いたとき、楽しいときと悲しいときをテストされることは多いというが、2人の違う人物の演じ分けが試された。
堀之内氏は「どっちか素晴らしい方が多い。『この人は安子寄り』『ひなたさん寄り』だなというのはあったが、(川栄は)両方、素晴らしかった。お芝居を成立させる力、感情移入させる力」と舌を巻いた。
会見後、オーディション過程では、川栄が安子になる可能性もあったと明かした。

また、自然体の雰囲気も好感を持ったという。
すでに人気女優だが、「『私、川栄李奈よ』というのはなく、一参加者として向かわれていた。今回、選ばれなかったとしても、次回、その次も受けられるような方。腹の据わり方(が違う)。人間として真っすぐ。川栄さんと一緒に幕を閉じたいと思った」と称賛した。

全文
http://news.yahoo.co.jp/articles/12ec63205b18f248286c078d750d6e9dc507debf

動画
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」 3代目ヒロイン川栄李奈登場!
http://video.twimg.com/ext_tw_video/1489549119731478534/pu/vid/1280x720/JfHStIrN8S87UFQK.mp4

ひなた役 川栄李奈
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元AKB48 川栄李奈
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