2/7(月) 5:15配信
東スポWeb

練習を見守る王貞治球団会長(東スポWeb)

 ソフトバンクの王貞治球団会長(81)の指導が熱を帯びている。今季から特別チームアドバイザーに就任して現場復帰。6日も打撃練習で若手選手にアドバイスを送るなど精力的に動き回った。

 そんな王会長は王ホットライン≠フ開通まで明言している。昨年10月末に現在の立場となってからナインにウエルカムの姿勢を強調している。「選手と距離を縮める意味で(特別チームアドバイザーの)肩書きをいただいた。私も寄っていくけど、選手たちからも何なりとね。堅苦しいことではなくドンドン来てくれたら」と口にする。

 これは何もグラウンド内だけの話ではない。キャンプ中に限っても、ホテルに帰ってからの時間は休日を含めてたっぷりある。キャンプ前日の全体ミーティングの終わりには「別に電話してきたっていいんだからな。番号はマネジャーに聞けば教えてくれるから」とナイン全体に直電オーケー≠伝えたという。

 もちろん本気だ。すでに投手陣、野手陣に勝負の心構えをつづった秘伝の書≠ニもいえる冊子を配布済み。その内容については「あと100年たっても野球がある以上は真理だと思う。それぐらい自信がある」と力を込める。自らの考えや経験をチームに伝えていくべく燃えている。

 気概のある選手からの質問攻勢は大歓迎。恐れ多いようにも思えるが、王会長は携帯電話の呼び出し音が鳴ることを待ち望んでいる。

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