1/31(月) 14:09配信
スポニチアネックス

 タレント上沼恵美子(66)が31日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演し、4月1日の放送で最終回を迎えるテレビ朝日系料理番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(月〜金曜後1・30)の思い出を語った。

 27年続いた長寿番組もついにピリオド。今月、最後の収録を終えた。「有終の美を飾らせていただいて、先日も『おしゃべりクッキング』最終収録を終えてまいりました。歴代の先生方もお集まりいただき、本当に熱い熱い拍手をいただき、こんなありがたいことはないな」としみじみ話した。

 27年間で口にした料理は約7000食。「数えるやんか、最後。言うてくれはりました。おいしかった。パンパンです、おなか」とボケると、「モンスターエンジン」西森洋一から「1度で食べたわけじゃない」とツッコミを受けていた。

 27年の放送では、周囲にも恵まれたという。「先生方も代わっていってるわけなんですけど、全員が最高の人だった、先生。どなたもこなたも。1人くらい嫌なおっさんがいてもいいけど、いないの。不思議やねん」。さらに「スタッフも、カメラさんも、照明さんもみんな、音声さんも。みんな素晴らしいの。奇跡です」と褒めちぎった。

 そんな収録の中で、上沼が1度、激怒したことがあったという。「初期に1人のゲストが、先生に打ち合わせの時にかみついて、むかっとした」。上沼によると、そのゲストは、ちらっとプライベートについて聞かれ「この番組は料理番組なんでしょ?そんなことを聞く番組なんですか?じゃあ来なかったわ」と機嫌を損ねたという。上沼は「『黙って料理を作ればいいじゃない』って、先生方を指差して言うたんですよ。それでおいコラ!ってなったんですよ」と、先生の代わりにケンカを買ったことを打ち明けた。

 しかし、翌日には「上沼、怒る」と新聞に大きく掲載されてしまい、「誰が聞いてるか分からへんなと思いました」と振り返った。それでも、当時の怒りが思い起こされたのか、「大した女でもないのに、東京から新幹線で呼ぶ女ちゃうねん!歩いて来い!歩いてもいらんねん!」とほえていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c1f1112627a06b95797a473cc27224b31cb42da