NHKの長寿番組「ガッテン!」が2月2日の放送で約27年の歴史に幕を閉じることになった。さまざまな健康本やDVDなども派生した人気番組が終わる理由も気になるところだが、長年司会を務めてきたあの女性アナの去就も注目されているという。

「ガッテン!」は前身の「ためしてガッテン」から含めると、1995年から約27年続いた人気番組だ。司会は、落語家の立川志の輔(67)と小野文惠アナ(53)が25年以上同じ顔ぶれで続けている。

「今回の終了についてNHKは編成の都合と説明していますが、要は長寿番組を切って若返り≠図ろうという狙いです。最近の紅白歌合戦をみても分かるようにNHKは若い視聴者層を取り込もうと必死です。『ガッテン!』もタイトルを変えたり、出演者を一新したりしてきましたが、その動きに飲み込まれたというわけです」と週刊誌記者は話す。

そんな中、その去就が注目されるのが小野アナなのだ。

「NHKは、たとえアナウンサーでも一局員なので異動の対象です。『ニュースウオッチ9』で人気のあった井上あさひアナ(40)が京都放送局に移ったのも人事異動の一環でした。しかし、小野アナは1997年に山口から東京に異動して以降、都内の別部署への出向はありましたが、地方局への異動はないのです」と放送関係者は話す。

「確かに『ガッテン!』に加え『鶴瓶の家族に乾杯』という人気番組にも出ていたこともありますが、優遇されているのではないかと、若手、中堅からは不満の声が出ていたそうです。『ガッテン!』が終わったことで異動のハードルは低くなったと思いますよ」と続ける。

そして「一昨年に局次長級のエグゼクティブアナウンサーに昇格しています。しかし、同じエグゼクティブアナウンサーの武田真一アナ(54)も大阪に異動したので、特別扱いはないようです」とも。

さて、どうなる。

2022/1/28 06:30
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