アミューズメント事業を手がけるGENDA(ジェンダ)は28日、ゲームセンターを運営する子会社GENDA SEGA Entertainmentの全株式を取得して社名を「GENDA GiGO Entertainment」に変更し、「SEGA」ブランドで展開してきたゲームセンター店舗を「GiGO」とすると発表した。これに伴い、セガサミーグループはゲームセンター運営事業から撤退した。

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 かねて、セガサミーホールディングスは202年11月、新型コロナウイルスの影響による業績不振から、ゲームセンター運営を手がけるセガ エンタテインメントの株式85.1%をGENDAに売却し、商号をGENDA SEGA Entertainmentと変更していた。今回、GENDAが残る14.9%を取得し、持株比率を100%とした形。取締役からセガサミーグループの吉澤秀男氏も退任した。

 1965年から続いたゲームセンターの「SEGA」ブランドは、「GiGO」となり、新たなスタートを切る。今年3月より約1年半をかけて、全国のブランド表示を「GiGO」に一新していく。施設内のハードやソフトは、引き続きセガサミーグループからの供給を受けるという。

 新ブランド「GiGO」は、“Get into the Gaming Oasis”=ゲームのオアシスに飛び込め! を意味する造語。世界規模のパンデミックを経験し、非接触を前提とした生活様式が広がる一方、リアルな体験への希望の高まりもとらえ、「リアルなエンターテイメントで人々の渇望(かつぼう)を満たすオアシスであり続ける」決意を表し、セガのゲームセンター56年の歴史をこれからも大切にする思いもこめられた。

 この発表を受け、ファンはツイッターなどで「どうかどうかゲーセンの火を絶やすことのないように願います」「今後もSEGAと共に素晴らしいゲームを出し続けて欲しいです」などと前向きに反応。一方、「SEGAの名前を残して貰えないですか? お願いです」といった惜しむ声も広がっている。

1/28(金) 17:16配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf8af506d6d14f4d0d274486e17fe51886b5c6b1
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