0001爆笑ゴリラ ★
2022/01/28(金) 05:56:23.51ID:CAP_USER9東スポWeb
武田氏は大迫のパフォーマンス低下を指摘する(東スポWeb)
勝つには勝ったが…。森保ジャパンがカタールW杯アジア最終予選の中国戦(27日、埼スタ)で2―0と勝利して、本大会自動出場圏内のB組2位をキープした。MF伊東純也(28=ゲンク)が全2得点に絡む活躍を見せたが、他の攻撃陣はそろって低調のないない尽くし≠ノ終わった。次戦の天王山、サウジアラビア戦(2月1日、埼スタ)に向けて大丈夫なのか? 本紙評論家の元日本代表FW武田修宏氏(54)は不安点をズバリ指摘した。
最終予選で絶好調の伊東がこの日も獅子奮迅の活躍を見せた。1―0で迎えた後半16分、DF中山雄太(ズウォレ)からの左クロスに合わせて豪快ヘッドを突き刺し試合を決定づける追加点。最終予選で昨年11月のベトナム戦、オマーン戦に続く3試合連続ゴールの離れ業だ。前半11分にも右サイドを突破してクロスを上げ、相手DFのハンドを誘発してPKを獲得。キッカーを務めたFW大迫勇也(神戸)の先制点をお膳立てし、チームの全2得点に絡む大活躍だった。
今回の最終予選で初めて2点差をつけての快勝に、森保一監督は「ゴールに向かって積極的に行くことを選手が発揮してくれた」と胸を張った。これで首位サウジアラビアとの大一番に向けて視界良好と言いたいところだが、果たしてそうだろうか。
相手の中国は頼みの帰化選手が次々と離脱して、攻撃陣で先発はゼロ。攻め手を欠き、日本は圧倒的に攻め込む展開となった。その中で不動の1トップの大迫は伊東が得たPKを決めたものの、その後は後半13分に絶好のチャンスでシュートを外すなど決定機を潰す場面が目立った。10番を背負うMF南野拓実(リバプール)も前半20分、38分と決定的な場面でシュートを外し続け、決定力不足を露呈。一人気を吐いた伊東以外の攻撃陣は明らかに塩≠セった。攻守ともに中国とはレベルが違うサウジアラビアに対して、本当にこのままで大丈夫なのか…。
武田氏は「最終予選は結果がすべて。勝ち点3をしっかり取ったことが大きい」と一定の評価をした上でこう指摘する。「攻撃陣は迫力がなかったし、アイデアも乏しい。センターFWの大迫に中盤からなかなかパスがつながらない。大迫はドイツにいたころと比べるとプレーの判断が少し遅くなっていたり、ボールを取られたりもする」と大迫のパフォーマンス低下を危惧。「かといってFW前田(大然=セルティック)がいいかといったらそうではない。大迫とはタイプも違うし、なかなか代わりがいない」とないない尽くし≠ナ解決策が見いだせない状況だ。
その他の攻撃陣も「南野も今日は良さが出ていなかった。途中から入ったMF久保建英(マジョルカ)もイマイチだった」。スタメン組はもちろん、控え組もアピールは不発に終わり、全体的に攻撃陣の低調さが浮き彫りになってしまった。
それでも武田氏は「森保はサウジアラビア戦に向けてしっかり分析を進めているはずだし、今回の2試合を1セット≠ニして考えている。選手のコンディションも上がってくる」と指揮官の手腕と現メンバーの奮起に期待を寄せる。森保監督も「いいイメージの共有ができ、われわれの総合力も高めることができて迎えるのは非常にポジティブ」と大一番へ自信をみなぎらせるが…カタールW杯出場へ向けて不安は尽きない。
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