1/21(金) 5:15配信
東スポWeb

昨シーズンの中島はアフロだった(東スポWeb)

「巨人軍は紳士たれ」の球団訓で知られる巨人で聖職者ヘア≠ヘOKなのか、それとも…。借金1の3位からV奪還に向け巨人ナインは現在、日本各地で自主トレに燃えている。屈辱のシーズンからの日本一へそれぞれが目標を持って練習に集中する一方で、ナインたちの注目を集めているのがチーム最年長野手の新ヘアスタイルだという。

 亀井善行外野守備走塁コーチ(39)の現役引退により、単独で巨人最年長選手となったのが「ナカジ」こと中島宏之内野手(39)だ。今年40歳を迎えるベテランの次の世代の野手は坂本勇人、梶谷隆幸の33歳と、その存在感は突き抜けている。

 個人としても2000安打まで残り101本となった中島は、オフは恒例の隠密トレ≠敢行。コロナ禍以前は米国・ロサンゼルスで自主トレを行っていたが、今オフは国内某所で練習を重ね、練習の公開はしていない。

 昨年12月の契約更改では「亀井選手もいなくなって(最年長が)一人になるので、若い選手たちの話も聞いてサポートしてほしいということを(球団から)言われています」とキッパリ。弟子入り≠希望した北村を自主トレに快く受け入れた。

 そんなベテランの近況について元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)は「(中島は)ドレッド(ヘア)になっている。(近鉄、巨人などで活躍した)タフィ・ローズ以来。洗えないしかゆいよ」と8日の自身のトークショーで明かしていた。

 ドレッドヘアはアフロヘアを固く編み込んだ状態。レゲエ歌手やラッパーでおなじみだ。これにナインは「(昨)シーズン中はアフロヘアでしたけどついにそこまで…。今月27日からの一軍合同自主トレ(宮崎)では、いったいどんな髪形になっているんだろう」と興味津々だった。

 中島は西武時代には金髪に染めていたほか、オリックス時代はコーンロウにしたことも。「長髪、茶髪」が不文律で禁止とされている巨人においても、許される範囲で髪形にはとことんこだわってきた。

 シーズン中、アフロヘアで過ごしたベテランは首脳陣からはその髪形から「ウレーニャ」と育成外国人の名前で呼ばれていた。「オレのころも(選手は)キャンプで金髪から(黒髪に)戻していた。まさかドレッドで来ないだろうな」と元木ヘッドも心配していた。

 そんななか別の球団関係者は「選手の一人が中島選手に新しい髪形候補を聞いたところ、冗談なのか本気なのか『22年はザビエルにしようかな』と予告したそうです」と仰天情報を明かした。

 ザビエルとは戦国時代の1549年に日本を訪れたイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルのこと。日本に初めてキリスト教を伝えたことで歴史教科書の肖像画が有名だ。その最大の特徴と言えるのが、頭頂部を真ん丸に剃り上げた「トンスラ」と呼ばれる髪形。実際にザビエルが「トンスラ」だったかは諸説あるようだが、その肖像画は日本人なら一度は目にしているはずだ。

 昨季、中島のアフロはプレー中に帽子をかぶっているため、そこまで目立たなかった。「ザビエルヘア」も露出のある側頭部は髪を残すため、帽子を取らない限り、プレー中に違和感を覚えることはなさそう。

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