0001爆笑ゴリラ ★
2022/01/19(水) 18:33:20.74ID:CAP_USER9オリコン
日本文学振興会は19日、『第166回芥川龍之介賞・直木三十五賞』の選考会を東京・帝国ホテル「富士の間」で開き、「芥川賞」は砂川文次氏(32)の『ブラックボックス』に決まった。
砂川氏は1990年生まれ、大阪府出身。元自衛官の経歴を持ち、2014年に陸上自衛隊操縦学生であった頃に書いた『市街戦』が評価され、2016年「文學界新人賞」を受賞してデビュー。『戦場のレビヤタン』が2018年下半期、『小隊』が2020年下半期の芥川賞候補となり、今回三度目の候補となった。
『ブラックボックス』では、転職を繰り返した末にメッセンジャー(自転車便の配達員)の職についた男性を通し、現代日本社会を情景的に描いた。
両賞は1935(昭和10)年に制定。芥川賞は新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌(同)・単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品の中から優れた作品に贈られる。前者は主に無名・新進作家、後者は無名・新進・中堅作家が対象となる。
■第166回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
石田夏穂『我が友、スミス』(すばる十一月号)
九段理江『Schoolgirl』(文學界十二月号)
島口大樹『オン・ザ・プラネット』(群像十二月号)
砂川文次『ブラックボックス』(群像八月号)
乗代雄介『皆のあらばしり』(新潮十月号)
■選考委員
【芥川賞】小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一
※五十音順・敬称略
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a13b7dfafe23a4d0edff6b6750beaaf609500b