15日に行われたコパ・デル・レイのベスト16、マジョルカは本拠地ソン・モッシュでのエスパニョール戦に2-1で勝利して、次戦進出を決めた。この試合で直接フリーキックからゴールを決めたMF久保建英は、チームに勝利へとつながる先制点だけでなく、バーベキューすらもたらしている。

久保はこの試合の前半、ペナルティーエリア手前右、ゴールにかなり近い位置からのフリーキックで左足を一閃。高さも威力も十分なボールは、急激に曲がって落ちて、元レアル・マドリーGKディエゴ・ロペスの横っ飛びもむなしく枠内右に収まった。久保はこれが今季2得点目。ラ・リーガ第16節アトレティコ・マドリー戦(2-1)で決めた逆転弾以来のゴールだった。

マジョルカは後半、FWアブドン・プラッツが追加点を決め、エスパニョールの反撃を1点に抑えて準々決勝進出を果たしている。そして試合後、マジョルカのルイス・ガルシア・プラサ監督は、久保のゴールによってチームにバーベキューを供さなくてはいけないことを明かした。スペイン『マルカ』がコメントを伝えている。

「バーベキューをおごる羽目になってしまったよ。できるときにそうしないと……。言っていたんだよ、もし直接フリーキックからゴールを決めて勝利できたならば、おごってやるって。それに、タケはわざわざ、そのことを私に言いにきたんだ」

ルイス・ガルシア監督はまた、自チームに感じる誇らしさについても語っている。

「このチームは1年半にわたって達成すべき目標を達成してきた。自分たちにふさわしいとされる状況に陥ることなくね。今季ならば降格圏にいるはずだったのに一度もそこを踏んでいない。私たちはあらゆる目標をクリアしているよ。誰もがマジョルカを降格させたがっているが、私たちはそこにいないんだ。このチームは、並外れているよ」

GOAL 1/17(月) 0:04
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